斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描いた『ゲット・アウト』(17年)で「第90回アカデミー賞」で脚本賞を受賞し、鮮烈な監督デビューを飾ったジョーダン・ピールの3年ぶりの新作『NOPE/ノープ』(8月26日公開)。本作の撮影監督を務めたのは、『TENET テネット』(20年)の撮影監督として知られる、ホイテ・ヴァン・ホイテマ。誰も経験したことがない、空から“何か”が襲いかかる唯一無二の恐怖の映像体験をもたらすIMAXメイキング特別映像が解禁となった。 『ゲット・アウト』(2017年)に続き、深いテーマを提唱してヒットを記録した『アス』(19年)から約3年ぶりにメガホンを取った最新作は、これまでピールが描いてきた“個人的な物語”から大きく飛躍し、田舎町の上空に雲に覆われた巨大な飛行物体が突如現れ、想像を絶する事態を招く、謎に包まれたサスペンス・スリラー。ピール自身も「本作はこれまでの作品と違い、より大きな冒険を描こうとした。映画製作の観点でも、一番冒険してるよ」と自信を持ってコメントしている。