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『ウルトラマンダイナ』25周年でスーパーGUTSの7人集結 “アスカ・シン”つるの剛士、トーク開始0秒で涙

俳優のつるの剛士が主演を務めた『ウルトラマンダイナ』の放送25周年を記念し、特捜チーム“スーパーGUTS”のキャスト陣が全員集合したイベント『スーパーGUTS スペシャルナイト』が2日、池袋・サンシャインシティで開催中の『ウルトラヒーローズ EXPO 2022 サマーフェスティバルIN 池袋・サンシャインシティ』(29日まで)で実施された。

『スーパーGUTS スペシャルナイト』の模様(C)円谷プロ

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 イベントに参加したのは、つるの剛士(アスカ・シン役)、木之元亮(ヒビキ・ゴウスケ役)、布川敏和(コウダ・トシユキ役)、斉藤りさ(ユミムラ・リョウ役)、加瀬信行(※当時は加瀬尊朗、カリヤ・コウヘイ役)、丈(※当時は小野寺丈、ナカジマ・ツトム役)、山田まりや(ミドリカワ・マイ役)に加え、小中和哉監督、八木毅監督といった『ウルトラマンダイナ』の制作チームが集結した。

『スーパーGUTS スペシャルナイト』の模様(C)円谷プロ

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 つるのによるエンディング曲「君だけを守りたい」の歌唱からスタート。その後、ミニヒーローショーが行われ、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの各タイプにチェンジしながらウルトラマンダイナが戦い、最後は必殺のソルジェント光線で怪獣たちを倒していた。

 斉藤は芸能界を引退しているが、この日のイベントは特別出演。7人の集結は奇跡的なできごとだった。トークパートに登場するなり、思いがあふれ号泣のつるのは「『ウルトラマンダイナ』25周年で、こんな環境の中ですけどイベントが執り行われて、お集まりいただきましてありがとうございます! こうやって会えるのめちゃくちゃ楽しみにしていて…。皆さんの前で集まるのは初めて。きょうは、僕たちも楽しみにしていました。25周年の一時を皆さんと一緒に過ごしたいと思います」と話していた。

『スーパーGUTS スペシャルナイト』の模様(C)円谷プロ

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 頼れる隊長役だった木之本は「25年、あっという間に過ぎました。私は年を取りましたけど、こうやって、また皆さんと会えることを幸せに思っております」と感激。布川は「副隊長でございます。きょうは、僕らも楽しみにしていました。25周年の特別イベント。たくさんの方々、ありがとうございます!」と笑顔を見せた。斉藤は「人前に出るのは、とても久しぶりなので緊張していますけど、支えられながら皆さんと楽しい一時を過ごしたいと思います」とにっこり。

 加瀬は「25年前に撮影していた時に、こんなステキな未来が待っているとは思ってもいませんでした」と驚き、丈は「大きなお友だち、元気ですか〜! 20周年のときは僕とミドリカワ・マイ隊員は特殊任務で岩手の方に行っておりまして来れなかった。今では当たり前になりましたオンラインで出演をさせていただいて、1人ぼっちで部屋でしゃべらせていただいた。ここに来るのが念願でした。あの時に、どなたかが『次は30周年』と言いましたが、10年間も待てない! そんなことしてたら隊長が死んじゃう(笑)。きょう、ここに来ることができて幸せです!」と喜びを爆発させた。山田は「20周年の時に参加できないのが悔しかったので、きょうは皆さんと25周年でお会いできてうれしいです」とはにかんでいた。

『スーパーGUTS スペシャルナイト』の模様(C)円谷プロ

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 そして、全員から「泣くの早すぎ」とイジられると、つるのは「みんなと会ったら、なんかすげー感極まっちゃって…」と照れ笑いを浮かべていた。イベントの終盤では、テレビシリーズ最終話の名シーンを再現。当時の隊員服に身を包んだつるのが、3タイプのウルトラマンダイナと再登場すると、会場はどよめきに似た歓声が起きていた。

 締めのあいさつで、つるのは「皆さん、本当にありがとうございます。25年って四半世紀です。スゴい時の流れです」としみじみ。ラストシーンを振り返ると「アスカは死んだわけでも、いなくなたわけでもない。『ウルトラマンダイナ』という作品は終わってしまいましたが、『ウルトラマンダイナ』というドキュメンタリーは今もずっと続いている。きょう、スーパーGATSのメンバーが、ようやく25年でそろうことができた。健康で、このステージで一堂に会せたのは感謝でいっぱいです」と涙ながらに語る。

 続けて「アスカは飛び続けますし、僕の夢はいつかスーパーGATSがアスカに追いついてほしいなと思います。追いついてくれる日を待っています。そんな作品をぜひ。まだ、僕も隊員服が入るので」と呼びかけると会場には大きな拍手が起きていた。そして「『ウルトラマンダイナ』の系譜を継いでくれて、新ヒーロー『ウルトラマンデッカー』が放映中で新しい光が輝いています。ぜひ、『デッカー』のネオフロンティア時代を応援していただいて。そして、できることなら、今、NHKで『ウルトラマン大投票』が…。中間発表で『ウルトラマンダイナ』は17位と、とてつもない中途半端な順位。ぜひとも10位以内に入りたいので、ぜひ投票して」とおちゃめに語ると「次は、30周年でお会いしましょう」と締めくくった。

 最後は木之本の「スーパGATS出撃!」の掛け声の後に、隊員の「ラジャー!」で節目のイベントの幕を閉じていた。

 『ウルトラマンダイナ』は、1997年に放送。光の巨人の最後の戦いが終わり7年、2017年の人類はネオマキシマの力を手に入れ、ネオフロンティア、宇宙の開発時代に突入していた。そんなある日、スーパーGUTSの候補生訓練養成所ZEROの宇宙での模擬戦中に謎の宇宙球体スフィアが襲いかかってくる。そこで訓練生の1人、アスカ・シンは宇宙にほうり出されてしまうも、「死ねるか〜」という強い意思を見せたとき、彼方から迫る光と邂逅する。命をとりとめたアスカはその運を見込まれたのか、スーパーGUTSの一員となった。再びあの光が現れ、アスカを包み込むと、まばゆい光と共に巨人があらわれた。光の巨人の再来である。シリーズは、ウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中となっている。

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  1. 1. 『ウルトラマンダイナ』25周年でスーパーGUTSの7人集結 “アスカ・シン”つるの剛士、トーク開始0秒で涙
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