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【ドラマ満足度】有村架純&中村倫也『石子と羽男』が初1位 凸凹コンビに「相性抜群」『リーガル・ハイ』超えの予感も

 7月期の新ドラマが次々と賑わいを見せているなか、最新のドラマ満足度(7月12日〜7月28日放送を対象)を調査。有村架純中村倫也がW主演を務める『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(TBS系/金10)が初登場で1位にランクインした。初回放送で満足度は100Pt満点中83Ptを獲得。2位『魔法のリノベ』(関西テレビ・フジテレビ系/月10)の初回67Ptを大きく引き離し、好調なスタートを切った。

『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(C)TBS

『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(C)TBS

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 TBS系金曜ドラマ『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』は、誰の身近でも起こりうる珍トラブルをテーマに、町の弁護士が解決していく人間ドラマ。真面目で石のように頭が固いパラリーガルの石子(有村)と、天才的な能力を持ちながらも対応能力が低く、想定外のことが起こると思考回路が停止してしまう弁護士の羽男(中村)という正反対の2人が、様々なトラブルに挑む中で自らも成長していく姿がコミカルに描かれる。

 満足度の内訳をみると、20Pt満点中、「主演」が16Pt。「主演以外」が14Pt。「内容」が15Ptといずれも高評価。また、録画や見逃し配信も含む「視聴量」が18Pt、Twitterの「話題性」が20Pt満点と、5項目すべてでバランスよく高数値を獲得した。

 視聴者のコメントでは、W主演の2人に「掛け合いが面白い」、「相性は抜群」、「中村倫也は今までにない役どころ。エリートだけど欠点もあるというキャラに共感できる」、「有村架純のしっかり役がハマっている」と、キャラクターに好印象を寄せる声が続出。同じ弁護士バディドラマの『リーガル・ハイ』(2012年、フジテレビ系)と比較して楽しむコメントも散見された。

 また、同作を手がけたスタッフは、『アンナチュラル』(2018)、『MIU404』(2020)、『最愛』(2021)などのヒット作を手がけたプロデューサーの新井順子氏と演出の塚原あゆ子氏。さらにオリジナルの脚本を、アニメ『TIGER & BUNNY』やNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を手がけた西田征史であることから、「制作陣が安定のタッグ」、「話のテンポがいいし、心に刺さるセリフがたくさんあった」など、演出や脚本についても高い評価が集まっていた。

 2位『魔法のリノベ』(67Pt)は、リノベーションをテーマにしたお仕事ドラマ。波瑠が主演を務め、間宮祥太朗とのコンビも見どころとなっている。3位は『刑事7人』(テレビ朝日系/62Pt)で、シーズン8作目を迎えてもなお、根強い人気ぶりがうかがえる。

 話題作が豊富な7月期ドラマが、これからどんな盛り上がりを見せていくのか。各作品の動向に注目していきたい。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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  • 『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(C)TBS
  • 【ランキング表】7月期ドラマ満足度。前週5位の『六本木クラス』(初回)は2話で11位に。

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