現役高校生監督シンクレア・ウィリアムさん（17）による完全オリジナルYouTube映画『チェンジ』が、8月3日午後8時より、Youtubeにてプレミア公開される。高校生にとっては青春を左右する大イベント“席替え”をテーマに、憧れのあの娘の隣を狙う、男子生徒たちの命がけ（？）のバトルを描く。

【写真】その他の写真を見る

　脚本も手がけたウィリアム監督は、東宝とAlphaBoat合同会社による「GEMSTONEプロジェクト」で注目された逸材。同プロジェクトは、YouTube及びSNSを活用して才能の原石＝GEMSTONEを発掘する目的のもと、2018年に始動。実写やアニメのクリエイター、イラストレーター、作曲家、シンガー、ダンサー、役者、タレントなど、ジャンルやプロ・アマを問わずさまざまな才能に出会い、さらなる活躍の場を提供するべく、これまで6回、オーディションが開催されてきた。18年11月「ゴジラ」をテーマに開催された第1回オーディションで、沖縄在住の当時中学生、14歳のウィリアムさんの投稿作が入賞を果たした。

　今回の作品で主人公を演じるのは、ドラマ『ドラゴン桜』（21年）で、主人公の弁護士・桜木（阿部寛）に成敗されて改心する坊主頭の岩井由伸役で注目を集め、ドラマ『消えた初恋』（22年）や、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』（22年）など、話題作への出演が続く西垣匠（にしがき・しょう）と、第8回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞・集英社賞を受賞し、『ミュージカル　魔女の宅急便』にて主人公・キキ役を演じる井上音生（いのうえ・ねお）。

　フレッシュな二人が、し烈な席替えバトルの鍵を握る学園探偵・六原十乃介（ろくはら・じゅうのすけ）役と、クラスのマドンナ・獅子神麗子（ししがみ・れいこ）役を演じる。

　また誰もが恐れる不良グループのリーダーでありながら血が何よりも苦手な林原条役で、チャンネル登録者数130万人超（2022年7月現在）のYouTubeチャンネル「みきおだ」で人気となり、現在はアーティストとしても活動の幅を広げる、お田圭亮（おだ・けいすけ※お＝糸へんに、つかんむりの下に女）。

　担任の七海先生役は、元AKB48のメンバーで『苦役列車』（12年）、『さよなら歌舞伎町』（15年）、『イニシエーション・ラブ』（15年）、『マスカレード・ホテル』（19年）、『コンフィデンスマンJP　ロマンス編』（19年）、『コンフィデンスマンJP　プリンセス編』（20年）などで幅広い役を演じ分け、19年には「第43回山路ふみ子映画賞」山路ふみ子女優賞を受賞した前田敦子が演じる。

　ほかに、林原の忠実な部下・フリンチ役に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』（22年）に結城朝光役で出演、『異動辞令は音楽隊！』（8月26日公開）等への出演を控えている高橋侃（たかはし・なお）、ヒロインの隣の席を狙うお坊ちゃん・早見速男役に『サマーフィルムにのって』（21年）などの篠田諒（しのだ・りょう）、お騒がせな女子生徒・今井役に俳優だけでなくスタジオジブリ作品『劇場版 アーヤと魔女』（21年）で主人公・アーヤ役の声を務めるなどマルチに活躍中の平澤宏々路（ひらさわ・こころ）、そしてヒロインにぞっこんで十乃介・林原とともに隣の席を争う生徒会長・比嘉大雄役でNHKドラマ『二十四の瞳』（22年）などの今井悠貴（いまい・ゆうき）が出演する。

　劇伴・及び主題歌サウンド・プロデュースを担当するのは、小袋成彬・藤井風・iri・SIRUP・SANABAGUN.の高岩遼・Capeson・柴咲コウ・adieu（上白石萌歌）らのアレンジや楽曲プロデュースから、さまざまなCM、映画『響-HIBIKI-』、『ナラタージュ』、『HELLO WORLD』、『映画 えんとつ町のプペル』、『キャラクター』の映画音楽まで、幅広く活躍する気鋭のソングライター／プロデューサーのYaffle。

　Yaffleがサウンド・プロデュースする主題歌「チェンジ」を歌うのは、1月にSpotifyが選ぶ、その年に活躍を期待する次世代アーティスト「Early Noise 2022」に選出された16歳、高校1年生のao。楽曲は歪んだギターサウンドから始まり、高らかなコーラスや怒とうのラップパートで一気に駆け抜けるアッパーチューン。いつ、どこで聴いてもaoの世界観に引きずり込む唯一無二のボーカルとYaffleの類まれなるトラックワークが重なった、クールで中毒性の高い楽曲に仕上がっている。

■映画『チェンジ』8月3日午後8時より東宝MOVIEチャンネルにてプレミア公開
https://youtu.be/2JKivRmWtuc


★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」