ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者で実業家のひろゆき氏が、14日に書籍『人生が好転する100の言葉 頑張らずに楽しく生きる』(学研プラス 1540円)を発売。これを記念して、「はじめに」全文が公開された。
本書では、これまでのひろゆき氏の膨大な発言から、100の言葉を厳選。その中には、YouTubeのライブ配信でひろゆき氏へ寄せられた、切実な悩み相談への温かい回答など、画面やコメントの向こう側にいる人々の心を救った「やさしく背中を押してくれる」言葉も多く含まれている。
担当編集Y氏は「本の制作が決まってから、ひろゆきさんのYouTubeのライブ配信、過去のインタビューなど、多くの言葉に触れました。とくにYouTube動画を観るのに多くの時間を割きましたが、たぶん100回くらい吹き出して、50回くらい声を出して笑って、10回くらい泣きました。会社のデスクで」と回顧。
「印象的だったのは、『希望を持てないほどつらい状況にいる人を、どう励ませばいいか』という相談に、ひろゆきさんが『希望を持つなんて無理だと思いますよ』『洗濯機を壊してみてください』と答えたこと。一見、辛らつなように聞こえるけど、すごく腑に落ちたんです。だって、どうにもならない理不尽な苦しみって、世の中にありますから。うわべの回答じゃなくって、その人の置かれた状況に最大限寄り添わないと出てこない、やさしい答えだなってホロリとしました」と伝えた。
■『人生が好転する100の言葉 頑張らずに楽しく生きる』「はじめに」全文 「僕が本当に言いたかったこと」
僕は、一度も「はい、論破!」と言ったことがありません。
なぜか僕のセリフとして広まってしまっているようです。
論破は二流の人がやることだと思っています。相手を打ち負かしたりして、いろいろうまくいくわけがないじゃないですか。
でも不思議と、マスコミで「論破王」と呼ばれたり、「論破ブームの火付け役」と持ち上げられたりすることもあります。
理由のひとつは、『論破力』という本を出版しているからかもしれません。
でも、タイトルは出版社がつけたものですし、中身はそもそも「論破しないほうがいい」という内容です。
だって、「女優の○○はかわいいかどうか」「焼きそばにはソースと塩のどちらが合うか」で相手を言い負かすことに意味があるとは思えません。仕事でも、自分と相手の意見をすり合わせて上手に着地させるほうがいいじゃないですか。
僕の発言が広まってしまったのは、YouTubeのライブ配信動画が切り抜かれたからかもしれません。ABEMAの番組『マッドマックスTV論破王』や報道番組に出演しているから、という可能性もあります。
それらで話した内容の一部を拡大解釈されたり、ネットニュースになったりして、僕の主旨が伝わりづらくなったのではないでしょうか。
いずれにしろ、僕の言葉はあちこちでアレンジを加えられ、僕が言った言葉でないものも加えられ、ひとり歩きを始めてしまいました。多くの人に勘違いされている現状です。
僕にとっては、やっぱりすっきりしない状況が続いていました。
「それって、あなたの感想ですよね」という言葉も、そのひとつです。
一部では、まるで流行語であるかのように、相手の意見を封じ込めるために使われているようですが、僕はそのような意図で口にしたわけではありません。相手との会話の流れがないと出ない言葉なのですが、その背景は、あまり知られていないんですよね。
だから、本書は、僕の言葉の主旨をきちんと伝えるためにまとめました。
「それって、あなたの感想ですよね」という言葉が生まれた場面についても、本書の中で紹介しています。
もうひとつ、言葉が広まりやすい理由として、僕が自分の興味のおもむくままに生活している、という点があるかもしれません。単に珍しがられ、おもしろがられて、言葉に注目が集まっているのでしょうか。
改めて、僕のことを知らない人に自己紹介をさせていただきます。
僕は、小学生の頃からパソコンやプログラミングに親しんでいたことを活かして、大学時代にホームページ制作の会社を起こしました。
転機になったのは、1999年、アメリカ留学中です。インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設して、管理人になったことでした。ちなみに、2ちゃんねるは2009年に譲渡しています。
2005年には、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任して、動画配信サービス「ニコニコ動画」を開始しました。現在は、英語圏を対象にした匿名掲示板「4chan」の管理人や、雑談掲示板「ペンギン村」の村長をしたりしています。
そのかたわらで、YouTubeライブを配信したり、テレビ番組に出演したりというわけです。
自由気ままに生きているように見えるでしょうか。実は、その通りです。
そんな僕が本当に言いたかったことについて、ぜひ知ってみてください。
2022年7月 ひろゆき
本書では、これまでのひろゆき氏の膨大な発言から、100の言葉を厳選。その中には、YouTubeのライブ配信でひろゆき氏へ寄せられた、切実な悩み相談への温かい回答など、画面やコメントの向こう側にいる人々の心を救った「やさしく背中を押してくれる」言葉も多く含まれている。
「印象的だったのは、『希望を持てないほどつらい状況にいる人を、どう励ませばいいか』という相談に、ひろゆきさんが『希望を持つなんて無理だと思いますよ』『洗濯機を壊してみてください』と答えたこと。一見、辛らつなように聞こえるけど、すごく腑に落ちたんです。だって、どうにもならない理不尽な苦しみって、世の中にありますから。うわべの回答じゃなくって、その人の置かれた状況に最大限寄り添わないと出てこない、やさしい答えだなってホロリとしました」と伝えた。
■『人生が好転する100の言葉 頑張らずに楽しく生きる』「はじめに」全文 「僕が本当に言いたかったこと」
僕は、一度も「はい、論破!」と言ったことがありません。
なぜか僕のセリフとして広まってしまっているようです。
論破は二流の人がやることだと思っています。相手を打ち負かしたりして、いろいろうまくいくわけがないじゃないですか。
でも不思議と、マスコミで「論破王」と呼ばれたり、「論破ブームの火付け役」と持ち上げられたりすることもあります。
理由のひとつは、『論破力』という本を出版しているからかもしれません。
でも、タイトルは出版社がつけたものですし、中身はそもそも「論破しないほうがいい」という内容です。
だって、「女優の○○はかわいいかどうか」「焼きそばにはソースと塩のどちらが合うか」で相手を言い負かすことに意味があるとは思えません。仕事でも、自分と相手の意見をすり合わせて上手に着地させるほうがいいじゃないですか。
僕の発言が広まってしまったのは、YouTubeのライブ配信動画が切り抜かれたからかもしれません。ABEMAの番組『マッドマックスTV論破王』や報道番組に出演しているから、という可能性もあります。
それらで話した内容の一部を拡大解釈されたり、ネットニュースになったりして、僕の主旨が伝わりづらくなったのではないでしょうか。
いずれにしろ、僕の言葉はあちこちでアレンジを加えられ、僕が言った言葉でないものも加えられ、ひとり歩きを始めてしまいました。多くの人に勘違いされている現状です。
僕にとっては、やっぱりすっきりしない状況が続いていました。
「それって、あなたの感想ですよね」という言葉も、そのひとつです。
一部では、まるで流行語であるかのように、相手の意見を封じ込めるために使われているようですが、僕はそのような意図で口にしたわけではありません。相手との会話の流れがないと出ない言葉なのですが、その背景は、あまり知られていないんですよね。
だから、本書は、僕の言葉の主旨をきちんと伝えるためにまとめました。
「それって、あなたの感想ですよね」という言葉が生まれた場面についても、本書の中で紹介しています。
もうひとつ、言葉が広まりやすい理由として、僕が自分の興味のおもむくままに生活している、という点があるかもしれません。単に珍しがられ、おもしろがられて、言葉に注目が集まっているのでしょうか。
改めて、僕のことを知らない人に自己紹介をさせていただきます。
僕は、小学生の頃からパソコンやプログラミングに親しんでいたことを活かして、大学時代にホームページ制作の会社を起こしました。
転機になったのは、1999年、アメリカ留学中です。インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設して、管理人になったことでした。ちなみに、2ちゃんねるは2009年に譲渡しています。
2005年には、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任して、動画配信サービス「ニコニコ動画」を開始しました。現在は、英語圏を対象にした匿名掲示板「4chan」の管理人や、雑談掲示板「ペンギン村」の村長をしたりしています。
そのかたわらで、YouTubeライブを配信したり、テレビ番組に出演したりというわけです。
自由気ままに生きているように見えるでしょうか。実は、その通りです。
そんな僕が本当に言いたかったことについて、ぜひ知ってみてください。
2022年7月 ひろゆき
2022/07/14