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鈴木敏夫、最近の仕事の一つは「ジブリが忘れられないための施策」

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(73)が6月30日、東京・天王洲にある寺田倉庫であす7月1日から始まる「鈴木敏夫とジブリ展」の開会セレモニーに出席。映画『千と千尋の神隠し』に登場するカオナシとフォトセッションなどを行った後、取材に応じ、近況を語った。

最近の仕事を語った鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

最近の仕事を語った鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

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 「宮崎駿の『君たちはどう生きるか』は、(制作が始まってから)だいぶ日にちが経ってますが、現在制作進行中。宮崎駿の息子の吾朗が中心になってやっているジブリパークもあって、そんなに関わっていないが、造っている場所が愛知県、僕の出身地なので、多少やることもある。代表取締役という肩書きでもあるので会社経営にも多少携わっているし。出版からこうしたイベント、グッズにいたるまでいろいろやることがある」と、相変わらず多忙な日々を送っている様子。

『鈴木敏夫とジブリ展』開会セレモニーに出席した(左から)カオナシ、鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

『鈴木敏夫とジブリ展』開会セレモニーに出席した(左から)カオナシ、鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

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 そんな中で、「2年に1回のペースで作品を作っていた頃と違って、最近はたまにしかつくらないから、“ジブリが忘れられてしまう”といけないので、ラジオ番組の『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO FM)をやるとか、忘れられないようにするための施策をやってます」と話した。

 同展は、2019年に東京・神田明神で開催された後、長崎、京都での巡回展を経て、3年ぶりに東京に帰還。最大の見どころは、約8800冊もの書籍がずらりと並んだ巨大本棚。少年時代から影響を受けてきた本映画作品を通して、雑誌記者、編集者、プロデューサーとして活躍してきた彼の原点から現在までを紹介し、スタジオジブリの秘密や魅力に迫る。

『鈴木敏夫とジブリ展』開会セレモニーに出席した(左から)カオナシ、鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

『鈴木敏夫とジブリ展』開会セレモニーに出席した(左から)カオナシ、鈴木敏夫 (C)ORICON NewS inc.

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 この展覧会を開催する中で、「よくもまあ、こんなものをとってあったね」と驚かれることが多いそうで、「子どもの頃から捨てられない、なんでとっておく。それが僕の特徴なんだ、ということがわかった」と、自分自身の発見もあったと話していた。

 同展は、天王洲・寺田倉庫B&C HALL/E HALLで7月1日〜9月7日に開催。入場は1 時間ごとの日時指定制。チケットはローチケ、日テレゼロチケで購入。

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