世界の動画マーケターが注目するブランディングを目的としたショートフィルムの祭典『BRANDED SHORTS 2022』が14日に都内で開催され、昨年新設された「Deloitte Digital Award」の第1回受賞作品が、講談社の『Taking Flight』、Pennyの『The Wish』、OPPOの『Unspoken Love』の3作品になったことが発表された。
「Deloitte Digital Award」は「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに、Purpose(存在意義)、New(新奇性)、Design(デザイン性)、Human Experience(人の体験・体験価値)、Engagement(愛着)による5つの指標で作品を審査し、表彰するもの。
『The Wish』で受賞したコピーライターのアレシア・コスニキャーノ氏、エグゼクティブクリエイティブディレクターのクリストフ・エヴァーク氏は「受賞のニュースに興奮しています。本当は東京で一緒にお祝いをしたかったのですが、残念ながら叶いませんでした」とビデオメッセージを寄せた。
続いて『Unspoken Love』を手掛けたOPPOエグゼクティブディレクターのジョセフ・ラウ氏はZOOMにて参加。「作品にはフィーリングやエモーションはとても大切なもの。そして人間性では、思いやりや愛情が非常に大事。そのようなメッセージを込めて作らせていただきました」と作品への思いを語った。
また『Taking Flight』を制作した講談社・取締役副社長の金丸徳雄氏は会場に駆けつけると「講談社はこれまで112年間ロゴを作ってきませんでした。それを昨年発表しました。日本では講談社という名前は知られていますが、世界ではあまり知られていない。そのパーパスを英語で表現しよう、新しいロゴを作ろうということで進めました。それがインスパイアインポッシブルストーリーズというパーパスなのですが、その精神をブランドムービーに込めたものが『Taking Flight』というムービーです。初めて作ったものが、栄えある賞を受賞させていただいて、大変光栄です」と喜びを口にした。
プレゼンターとして登壇したDeloitte Digitalクリエイティブディレクターの二澤平治仁氏は「国内外問わず、たくさんの素晴らしい作品が集まりましたが、一つ共通しているのが、コロナ禍における人と人のつながりや、ダイバーシティなどをテーマにした作品が多かったこと。それぞれのブランドや企業がどういった新奇性を伝えていくかがカギになってきましたが、アワードのテーマである5つのキーワードを当てはめ、よりメッセージ性の強い作品を選ばせていただきました」と選考理由を総括した。
本アワードを通じて、ブランデッドムービーの可能性について問われた二澤平氏は「企業やブランドが持つ価値やメッセージ、ビジョンをどうやって世の中に伝えていくかが見直されるなか、笑いやエモーショナルな話などを加えるなど、やり方はいろいろありますが、オーディエンスに適切に届ける部分で、ブランデッドムービーは今後大きな可能性と役割を果たしていくと思います」と展望を述べる。
さらに二澤平氏は、Deloitte Digitalでもブランデッドムービーを手掛けていると話すと「弊社はスポーツをビジネス支援しているのですが、そのなかで企業が競技支援だけではなく、スポーツを通じて新しい社会を作れるかという挑戦を目標に、コンテンツを制作しています」とビジョンを明かしていた。
『BRANDED SHORTS 2022』では、世界中から集まった687本のエントリー作品の中から、7名の審査員によって選定された受賞作品が発表され、最も優れたブランデッドムービー「Branded Shorts of the Year」のインターナショナル部門に、『A Lockdown Lovestory』(ア・ロックダウン・ラブストーリー)。ナショナル部門に、『AIM』(エイム)が選出された。
「HR部門 supported byIndeed HR Award」には、『ニチイ採用MOVIE『やさしさも、自分らしさ。』篇』が、今年11回目を迎える「観光映像大賞 観光庁長官賞」には、『宇久島/Ukujima』(長崎県佐世保市)が輝いた。
「Deloitte Digital Award」は「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに、Purpose(存在意義)、New(新奇性)、Design(デザイン性)、Human Experience(人の体験・体験価値)、Engagement(愛着)による5つの指標で作品を審査し、表彰するもの。
『The Wish』で受賞したコピーライターのアレシア・コスニキャーノ氏、エグゼクティブクリエイティブディレクターのクリストフ・エヴァーク氏は「受賞のニュースに興奮しています。本当は東京で一緒にお祝いをしたかったのですが、残念ながら叶いませんでした」とビデオメッセージを寄せた。
続いて『Unspoken Love』を手掛けたOPPOエグゼクティブディレクターのジョセフ・ラウ氏はZOOMにて参加。「作品にはフィーリングやエモーションはとても大切なもの。そして人間性では、思いやりや愛情が非常に大事。そのようなメッセージを込めて作らせていただきました」と作品への思いを語った。
また『Taking Flight』を制作した講談社・取締役副社長の金丸徳雄氏は会場に駆けつけると「講談社はこれまで112年間ロゴを作ってきませんでした。それを昨年発表しました。日本では講談社という名前は知られていますが、世界ではあまり知られていない。そのパーパスを英語で表現しよう、新しいロゴを作ろうということで進めました。それがインスパイアインポッシブルストーリーズというパーパスなのですが、その精神をブランドムービーに込めたものが『Taking Flight』というムービーです。初めて作ったものが、栄えある賞を受賞させていただいて、大変光栄です」と喜びを口にした。
プレゼンターとして登壇したDeloitte Digitalクリエイティブディレクターの二澤平治仁氏は「国内外問わず、たくさんの素晴らしい作品が集まりましたが、一つ共通しているのが、コロナ禍における人と人のつながりや、ダイバーシティなどをテーマにした作品が多かったこと。それぞれのブランドや企業がどういった新奇性を伝えていくかがカギになってきましたが、アワードのテーマである5つのキーワードを当てはめ、よりメッセージ性の強い作品を選ばせていただきました」と選考理由を総括した。
本アワードを通じて、ブランデッドムービーの可能性について問われた二澤平氏は「企業やブランドが持つ価値やメッセージ、ビジョンをどうやって世の中に伝えていくかが見直されるなか、笑いやエモーショナルな話などを加えるなど、やり方はいろいろありますが、オーディエンスに適切に届ける部分で、ブランデッドムービーは今後大きな可能性と役割を果たしていくと思います」と展望を述べる。
さらに二澤平氏は、Deloitte Digitalでもブランデッドムービーを手掛けていると話すと「弊社はスポーツをビジネス支援しているのですが、そのなかで企業が競技支援だけではなく、スポーツを通じて新しい社会を作れるかという挑戦を目標に、コンテンツを制作しています」とビジョンを明かしていた。
『BRANDED SHORTS 2022』では、世界中から集まった687本のエントリー作品の中から、7名の審査員によって選定された受賞作品が発表され、最も優れたブランデッドムービー「Branded Shorts of the Year」のインターナショナル部門に、『A Lockdown Lovestory』(ア・ロックダウン・ラブストーリー)。ナショナル部門に、『AIM』(エイム)が選出された。
「HR部門 supported byIndeed HR Award」には、『ニチイ採用MOVIE『やさしさも、自分らしさ。』篇』が、今年11回目を迎える「観光映像大賞 観光庁長官賞」には、『宇久島/Ukujima』(長崎県佐世保市)が輝いた。
コメントする・見る
2022/06/14