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フランス現地時間28日に閉幕した「第75回カンヌ国際映画祭」。コンペティション部門に出品された是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』は、監督にとって2度目の最高賞パルムドールの獲得には至らなかったものの、主演したソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞。授賞式後の取材で、是枝監督は「この作品にとっての最高のゴール、とても美しいゴールだと思った」と、語った。その真意とは? 是枝監督作品のコンペティション部門への出品は、パルムドールを受賞した2018年『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(出品自体は、8回目)となったが、今回の『ベイビー・ブローカー』は、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画としての出品であったことに世界的な注目が集まっていた。 ソン・ガンホは、「第72回カンヌ国際映画祭」(19年)で韓国映画初となるパルムドールを受賞したほか、「第92回アカデミー賞」(20年)でも外国語映画として史上初の作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』でも主演を務め、そして今回のカンヌ国際映画祭で韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞する快挙も達成した。

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  • 「第75回カンヌ国際映画祭」韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホと熱い抱擁を交わす是枝裕和監督
  • 是枝裕和監督(左)の『ベイビー・ブローカー』で「第75回カンヌ国際映画祭」韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホ(右)
  • 「第75回カンヌ国際映画祭」韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホ
  • 是枝裕和監督(左)の『ベイビー・ブローカー』で「第75回カンヌ国際映画祭」韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホ(右)
  • 是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』が「第75回カンヌ国際映画祭」エキュメニカル審査員賞受賞

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