俳優の倍賞千恵子(80)、磯村勇斗(29)、早川千絵監督(45)が30日、都内で行われた映画『PLAN 75』(6月17日公開)の凱旋プレミア舞台あいさつに出席した。
物語の舞台は、少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。さまざまな物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなった頃。その制度に翻ろうされる人々を描く。
老若男女、幅広い年齢層の観客を前に「どんな反応をいただけるのが楽しみ。私も超高齢者ですので(笑)」とジョーク交じりにあいさつした倍賞。今作のオファーを受け「出演するか悩んだんですけど、監督とお会いして話を聞いてみようと。私も生きることとか死ぬこととかを考えた時期がありましたが、お話を聞いていくうちに、絶対に受けさせていただきたいと思いました」と明かした。
本作は、2022年5月に開催された「第75回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品は果たし、長編監督デビュー作を手掛けた早川監督は、カメラドール(新人監督賞)に準じるスペシャルメンション(特別表彰)を受けた。
改めて日本のファンから祝福を受けた早川監督は「本当に多くの方に支えられて出来上がった作品。みんなの努力が報われて、このように表彰されたのがうれしい。(受賞スピーチは)緊張しました」と笑顔で語り、倍賞も「本当によかったなと思いましたね。まず監督の顔と、一緒に山登りしたスタッフの顔が浮かびました。これを機会に監督が、どんどんきっと映画を作ってくださる」と目を細めていた。
“初カンヌ”を経験した磯村は「自分が出てる映画がエンドクレジットのときにスタンディングオベーションを受ける。何とも言葉にできない感動を味わいましたし、改めて映画を愛していきたいと感じました。レッドカーペットも歩かせていただき、こんな景色をこの年齢で見ていいのか…。これからも貪欲に頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
物語の舞台は、少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。さまざまな物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなった頃。その制度に翻ろうされる人々を描く。
老若男女、幅広い年齢層の観客を前に「どんな反応をいただけるのが楽しみ。私も超高齢者ですので(笑)」とジョーク交じりにあいさつした倍賞。今作のオファーを受け「出演するか悩んだんですけど、監督とお会いして話を聞いてみようと。私も生きることとか死ぬこととかを考えた時期がありましたが、お話を聞いていくうちに、絶対に受けさせていただきたいと思いました」と明かした。
本作は、2022年5月に開催された「第75回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品は果たし、長編監督デビュー作を手掛けた早川監督は、カメラドール(新人監督賞)に準じるスペシャルメンション(特別表彰)を受けた。
改めて日本のファンから祝福を受けた早川監督は「本当に多くの方に支えられて出来上がった作品。みんなの努力が報われて、このように表彰されたのがうれしい。(受賞スピーチは)緊張しました」と笑顔で語り、倍賞も「本当によかったなと思いましたね。まず監督の顔と、一緒に山登りしたスタッフの顔が浮かびました。これを機会に監督が、どんどんきっと映画を作ってくださる」と目を細めていた。
“初カンヌ”を経験した磯村は「自分が出てる映画がエンドクレジットのときにスタンディングオベーションを受ける。何とも言葉にできない感動を味わいましたし、改めて映画を愛していきたいと感じました。レッドカーペットも歩かせていただき、こんな景色をこの年齢で見ていいのか…。これからも貪欲に頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
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2022/05/30