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俳優の加藤小夏定本楓馬北川尚弥なるせゆうせい監督が27日、都内で行われた映画『君たちはまだ長いトンネル中』(6月17日公開)の完成披露舞台あいさつに参加した。 元財務省の父、高橋陽一郎(川本成)の影響を受けていた高橋アサミ(加藤)は、高校3年生にして、政治に対し人一倍強いイデオロギーを持っていた。それゆえ、政治経済の授業でも、疑問に思ったことを先生に問いかけ、論破するほど。しかし、まだアサミはどこにでもいる女子高生。1人で国を救えるわけもなかった。ある日、元戦隊ヒーローとして活躍していたタレント議員の武藤(蒼木陣)と遭遇する。またとないチャンスと思いアサミは、武藤に駆け寄り「総理大臣に会わせてほしい」と直談判。そのあと、急展開がアサミに巻き起こる。高校生たちが日本の未来を問う社会派青春ストーリー。 アサミについて加藤は「せりふの量がスゴかった」と苦笑い。なるせ監督も「台本、ほぼほぼやもんね」と同調し、加藤は「めくっても、めくっても、ずっとしゃべっている。普段、私はガツガツしゃべるタイプではない。体力を消耗して、それがしんどかったですね」としみじみと口にしていた。 なるせ監督は「アサミちゃんはガンガン言う。だけど、なるべく嫌われないように。主人公だから嫌われると、それはそれで。本人でも探ってもらった」と役作りについて明かす。後を受けた加藤は「そこは、スゴく意識した。嫌われたら嫌だなと思って。むしろ応援してもらいたいなと思っていた。その塩梅(あんばい)は話し合いました。言い方が分だけ見るとキツかった。嫌なヤツにならないようにというのは難しかったですね」と難役について語っていた。

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  • 長せりふ連発で疲労困憊だったという加藤小夏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『君たちはまだ長いトンネル中』の完成披露舞台あいさつに参加した北川尚弥 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『君たちはまだ長いトンネル中』の完成披露舞台あいさつに参加した定本楓馬 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『君たちはまだ長いトンネル中』の完成披露舞台あいさつに参加した(左から)北川尚弥、加藤小夏、定本楓馬 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『君たちはまだ長いトンネル中』の完成披露舞台あいさつに参加した(左から)なるせゆうせい監督、北川尚弥、加藤小夏、定本楓馬 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『君たちはまだ長いトンネル中』の完成披露舞台あいさつに参加した加藤小夏 (C)ORICON NewS inc.

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