MBSドラマ特区にて鈴木仁・川津明日香のダブル主演で全8話が放送されたドラマ『モトカレ←リトライ』。その地上波放送版では描かれなかった、蜜（川津）にリトライを仕掛けられたモトカレ・楓（鈴木）目線の物語を描いたオリジナルドラマ『モトカレ←リトライ 〜カノジョが知らない僕たちの本音〜』（全2話）が、映像配信サービス「dTV」にて27日より配信される。

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　2015年から17年まで「月刊Cheese!」（小学館）にて連載された、華谷艶による同名漫画が原作。忘れられないモトカレ&失恋のトラウマを引きずったまま大学生になった蜜が、偶然隣の部屋に住んでいた、すっかりモテ男になっているモトカレ・楓と繰り広げる、ちょっと大人で甘いラブストーリー。地上波放送版では描かれなかった男子の心の中はどうだったのか…。dTVオリジナル版は、楓と和葉（吉田仁人）の心境を大きく変えることとなった出来事を通して、男の子の秘密と本音をのぞき見るムネキュンドラマとなっている。

――ドラマ『モトカレ←リトライ』には、どのようなモチベーションで臨まれたのでしょうか？

【鈴木】少女漫画原作の恋愛ドラマに出演した経験はあったのですが、高校生役が多かったので、今回、高校生から大学生になった年頃の、少しずつ大人になっていく過程での恋愛を表現していくというのは、自分にとってチャレンジでもありました。自分の成長につながるように挑ませてもらいました。

――中学生の楓も演じていましたが…。

【鈴木】中学時代の回想シーンは、監督から「純粋な心を忘れないでね」とアドバイスをいただきましたが、184センチの中学生か…、と思っていました（笑）。僕は中学生の頃は170センチ台だったと思うので。

――dTVオリジナル版は、「男子の心の中はどうだったのか…」がテーマですが、鈴木さんは楓の本音をどう思いましたか？

【鈴木】楓の引きずり方はちょっとすごいなと思っていました。一人でモヤモヤしたものを抱えている感じはわからなくもなかったのですが、日常生活にもダダ漏れしちゃっていて、純粋すぎる！　男子は全員、楓みたいなのか、といえば違います、と言いたいです（笑）。でも、楓みたいな男子もいる、というところを楽しんでもらえたらと思います。

――楓と和葉、男同士の友情も見どころですね。

【鈴木】男同士だからなんでも言い合えるわけじゃない。むしろ、お互いに弱さを見せようとしない、ストレートに言ってるようで言ってない感じが、リアルなんじゃないかと思います。このドラマで、吉田仁人くんと女性同士とは違う、男性同士ならでは友情が醸し出せていたのならうれしいです。

――サウナに行くシーンがたびたびありますが、鈴木さんはサウナ好きですか？

【鈴木】はい。サウナ大好きです。映画『ブレイブ -群青戦記-』で共演した鈴木伸之くんに連れて行ってもらったのがきっかけで、いろいろ教えてもらって、その良さを実感して、ハマりました。鈴木くんは磯村勇斗くんから影響を受けていて…と、つながっているんです（笑）。ドラマ『TWO WEEKS』（2013年）の頃から磯村くんのサウナ好きは聞いていました。dTVオリジナル版で共演した前野朋哉さんもサウナ大好きで、撮影中はずっとサウナの話をしていました。

――新たに取り組んでみたいことは？

【鈴木】興味が沸いたものは、とりあえずやってみようと思っていて。この仕事をしているかぎり、どんなチャレンジも、何かしらつながると思うので。具体的に言うと、今はキックボクシングです。もともと格闘技を見るのが好きですし、体を鍛えたいというのもあって。

――今後の目標は？

【鈴木】『モトカレ←リトライ』の現場は久しぶりに同年代のキャストが多くて、とても刺激になりました。逆に幅広い世代の役者さんたちと共演できる作品からも貪欲に吸収していきたい。挑戦する気持ちを忘れずにやっていきたいです。

■dTVオリジナルドラマ『モトカレ←リトライ 〜カノジョが知らない僕たちの本音〜』
前編配信開始（予定）：５月27日（金）午前1時39分〜
後編配信開始（予定）：6月3日（金）午前0時〜