米俳優のトム・クルーズが24日、神奈川・横浜港 大さん橋 国際客船ターミナルで開催された、映画『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)のジャパン・プレミア・レッドカーペット・セレモニーに登場。約4年ぶりの来日で、400人のファンとの交流を楽しみ、メディアの取材にも応えた。その最中、会場の片隅で談笑していたのは、イベントのMCを務めるタレントのハリー杉山、トム・クルーズの吹替を多く務める森川智之、そして、トムが来日するたびに通訳を務めていた戸田奈津子さん。今回が24回目の来日となったトム・クルーズが、「日本の母」と呼ぶほど慕っていることでも知られる戸田さん。前回の来日時はトムの通訳を務めていたが、その後、引退。きのう23日の記者会見では、トムの通訳は別の人が担当していた。それでも会場には戸田さんの姿があり、この日のレッドカーペットにも来場。トムがファンサービスする姿を森川と眺めながら話しているところにハリーが記念写真を願い出たのに便乗して、報道陣がカメラを向けると、笑顔で3ショットを撮らせてくれた。戸田さんに「おげんきそうで何よりです」と声をかけると、「元気ですよ」と変わらぬ声。戸田さんは「長くやってきたので、もう引退しました」と笑いつつ、トムとは「仲良くしています」と話した。すると、森川が「トムが、戸田さんがいないとダメみたいですよ」と、二人の絆の深さを代弁した。