ベネッセ教育総合研究所は20日、東京大学社会科学研究所との共同研究プロジェクト『子どもの生活と学びに関する親子調査 2021』の結果速報を発表。コロナ禍を受けて「勉強する気持ちがわからない」と答える率が年々増加するなど、学習意欲が低下している傾向があると分析した。
今回の調査では、小学4年生から高校3年生の2019年、20年、21年の3時点を取り上げ、コロナ禍における子どもの生活と学び、取り巻く環境の変化を確認した。その結果、「勉強しようという気持ちがわからない」に「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えた子どもが、45.1%→50.7%→54.3%と年々増加傾向にあるとした。
また、小・中・高校の学校段階別で見ると、数値は段階が上がる程に高まり、小学生は約4割、中学・高校生は約6割が「勉強しようという気持ちがわかない」と答えた。また、さらに細分化した学年別では、中学1年生・2年生、高校3年生では増加幅が比較的小さく、逆に小学6年生→中学1年生、中学3年生→高校1年生で学習意欲の低下幅が大きくなった。
同じ子どもに着目すると、2019年から21年の3年間で学習意欲が向上した子どもは11.2%だったのに対し、低下した子どもは25.8%、変化がなかった子どもは63.0%だった。また、その違いの背景には、学習方法の理解、授業の楽しさ、進路(将来)を考える経験など、コロナ禍における教育現場の変化が関連していたとまとめた。
東京大学社会科学研究所の佐藤香教授は「給食の黙食など、授業以外の楽しみが減っていることも背景にあるのではないか」と指摘。一方で、デジタル機器の活用など探究的な学びが回復している現状を踏まえ、子どもの学習意欲回復に期待を寄せた。
今回の調査では、小学4年生から高校3年生の2019年、20年、21年の3時点を取り上げ、コロナ禍における子どもの生活と学び、取り巻く環境の変化を確認した。その結果、「勉強しようという気持ちがわからない」に「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えた子どもが、45.1%→50.7%→54.3%と年々増加傾向にあるとした。
また、小・中・高校の学校段階別で見ると、数値は段階が上がる程に高まり、小学生は約4割、中学・高校生は約6割が「勉強しようという気持ちがわかない」と答えた。また、さらに細分化した学年別では、中学1年生・2年生、高校3年生では増加幅が比較的小さく、逆に小学6年生→中学1年生、中学3年生→高校1年生で学習意欲の低下幅が大きくなった。
同じ子どもに着目すると、2019年から21年の3年間で学習意欲が向上した子どもは11.2%だったのに対し、低下した子どもは25.8%、変化がなかった子どもは63.0%だった。また、その違いの背景には、学習方法の理解、授業の楽しさ、進路(将来)を考える経験など、コロナ禍における教育現場の変化が関連していたとまとめた。
東京大学社会科学研究所の佐藤香教授は「給食の黙食など、授業以外の楽しみが減っていることも背景にあるのではないか」と指摘。一方で、デジタル機器の活用など探究的な学びが回復している現状を踏まえ、子どもの学習意欲回復に期待を寄せた。
2022/04/20