ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

【ちむどんどん】第2回 描かれた“戦後の沖縄” 父・賢三「謝り続けないといけない」と毎朝祈る

 女優の黒島結菜がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説 『ちむどんどん』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)の第2回が12日、放送された。

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

写真ページを見る

 本作は今年で本土復帰50年となる沖縄が舞台。ヒロイン・黒島結菜は、豊かな自然に恵まれた「やんばる地方」のサトウキビ農家の次女として育つ比嘉暢子(のぶこ)を演じる。物語は、本土復帰前の1960年代からスタート。本土復帰となった1972年に高校を卒業した暢子は、東京へ。レストランで修行に励む中、人生を変える人々との出会い、そして運命の恋。愛する沖縄料理に夢をかけるヒロインと強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の「家族」と「ふるさと」の物語が描かれる。

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

写真ページを見る

※以下、ネタバレあり
 1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄。本島北部のやんばる地域が舞台。小学生の比嘉暢子(稲垣来泉)は美味しいものが大好きで、東京から来た転校生・青柳和彦(田中奏生)から、東京の美味しいものの話を聞きたくてたまらない。

 母(仲間由紀恵)と父(大森南朋)も共に、和彦の父・史彦(戸次重幸)との交際が始まるが、肝心の和彦はやんばるの暮らしが楽しくなさそうだ。暢子は何とか和彦の心を開かせようと試みるが…という第2回のストーリーだった。

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

写真ページを見る

 毎朝、朝日に向かって手を合わせてお祈りしている父・賢三(大森)。その理由を子どもたちに問われると「お願いしたいことと、謝らないといけないことがあるわけさ」と、多くは語らなかった。

 その後、東京から越してきた史彦たちがあいさつに訪れる。戦時中、陸軍の幹部候補生だったという史彦は「今でも時々申し訳なく思ってしまいます。生き残ってしまったこと…」と語ると、賢三も「自分も生きている限り、謝り続けないといけないと思ってます」と神妙な面持ち。

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

写真ページを見る

 史彦が「私は子どもに、そのまた子どもに沖縄のことを語り継いでいく。それが生き残った私の使命です。戦争で焼け落ちる前の首里城は忘れられません。本当に美しかった」と“戦後の沖縄”を語るシーンに、視聴者からは「避けては通れないシーン。戦後の沖縄は本当に苦労したんだと思います」「謝らなければならないこと、さとうきび畑に飛行機の音、戦後まだまだ傷が癒えない人々と沖縄。胸がぎゅーっとなりました」などの声が寄せられた。

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 【ちむどんどん】第2回 描かれた“戦後の沖縄” 父・賢三「謝り続けないといけない」と毎朝祈る
  2. 2. 【ちむどんどん】第2回 いつもニコニコの母・優子が号泣 ネット衝撃「胸が締め付けられる」「心の傷も大きい」

関連写真

  • 連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK
  • 連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK
  • 連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK
  • 連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK
  • 連続テレビ小説『ちむどんどん』の場面カット(C)NHK

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索