格闘家の平本蓮が7日、自身のツイッターを更新し、那須川天心VS武尊の“世紀の一戦”が行われる格闘技イベント『THE MATCH 2022』（6月19日・東京ドーム）で、K-1ファイターの安保瑠輝也との対戦に意欲を示した。

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　同大会は交わることのないと思われた天心と武尊の一戦が行われ、会場は日本最大級の東京ドーム、フジテレビで生中継、さらにチケット代は最高額のVVIPリングサイドが1枚300万円になるなど、まさに史上最大規模の格闘技イベント。大きな注目を集める舞台ということで、多くのファイターが参戦をアピールしていた。

　K-1で活躍する安保は、7日の大会記者会見直後に「日本のスポーツ長者番付なるものが存在するなら格闘家が何人か入ってもおかしくない1年になるんじゃないか。夢しかない」とツイート。ファンから「平本とやってほしいです！」と、過去にSNS上でバトルしてきた因縁のある平本との対戦要望に、「もし平本も乗り気なら裏の悪役対決としていっちょ盛り上げとく？」と前向きな姿勢になった。

　すぐに平本が「大金用意してこいよ」と挑発し、安保が「いくらくらい？」と尋ねると、平本は「新車のキャンピングカー10台分かな」と安保の“痛いところ”を突く。それでも安保は「1500〜2000万くらいかー！それで平本お茶の間と5万人の前でしばけるなら悪くないね」と挑発し返した。

　平本は2人の写真を並べて「平本蓮VS安保瑠輝也決まったらどれくらいの人が興味あるのか気になるな。試合して欲しい人はいいねとリツイートで」とファンに呼びかけると、安保も「粋な事するやん　みんなリツイート！」と拡散し、約15時間で1.1万いいね、4000以上のリツイートを集めた。

　K-1を卒業し、2020年にはMMA（総合格闘技）に転身した平本は、現在2戦2敗とMMAで勝利していない。平本は「俺のファンならMMAに集中して欲しい声が多いのはわかる」と前置きし、「でもあの大会多分俺と安保組まれないと武尊天心以外にあの金額のチケット売れそうなカードないでしょ」と分析し、「キック戻るわけじゃないし1発あいつと喧嘩するのも良いタイミングかと　安保相手なら1ヶ月だけキックの練習すれば余裕だからね」と今回の試合を提案した経緯を説明した。

　それでもファンから「今、俺たちが応援してるのはMMAファイターの平本蓮やぞ　死ぬ気で頑張るって言ってた人が1ヶ月もキックに浮気してどーすんのよ」と質問されると、「この試合で1000万稼いでアメリカ行く資金作る事が結果としてMMAにもプラスになってくるんだぜ」と、今回の試合が先行投資になると明言。1万リツイートを超えると「後日会見を待て」と一方的に対戦決定を宣言した。

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