人気グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介（28）、声優の朴ロ美（50）が15日、大阪・ひらかたパークで行われた映画『鋼の錬金術師 完結編』キックオフイベントに登場。実写主演の山田は朴を“ろみちゃん”、アニメ主演の朴は山田を“山田っち”と呼びあい、仲の良さを見せた。

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　『鋼の錬金術師』は、『月刊少年ガンガン』（スクウェア・エニックス）2001年8月号から10年7月号まで連載された荒川弘氏による大人気ファンタジー漫画。2003年にスタートしたアニメ版では、主人公エド（エドワード・エルリック）の声を朴が務めた。また、2017年には山田が主演して実写映画化され、その完結編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成』二部作連続公開（5月20日・6月24日）が控える。

　原作・アニメファンの山田が「朴さんとは（実写化第一作の）1で最初にお会いして、『エドだ…』とめっちゃ緊張した」と振り返ると、朴は「本当？」と照れ笑い。山田が「“ろみちゃん”って呼んでって言ってくださってからは、だいぶ距離が近くなった」と言うと、朴は「何できょうは“朴さん”って呼ぶのよ！」とツッコんだ。

　実写映画完結編の撮影にも朴は訪れたといい、「一番重要なシーンをやっていて、画面を見ながら泣いた」と壮絶なシーンを回顧。撮影を終えて「ろみちゃーん！って戻ってくる時には“山田っち”なんだけど、（画面の中で）アル（アルフォンス）に手を伸ばしているところは“超エド”で、すごいなと思いました」と感激しきり。

　この日、予告編も披露され、再びエド役を演じた山田の姿について、朴は「1、2、3、のなかでちゃんと成長してるんだな、エドとして」と公開に期待を膨らませた。対して、山田は「エドから学ぶところは非常に多かった」と感慨深げに語った。

　さらに、『鋼の錬金術師』の魅力について、朴はバトル展開の側面にある“命”のメッセージを解説。世界平和の思いもこめて「全人類に触れてほしい」と言い、「生きること、命ということ、そこをまっとうするということ。一人でも多くの方に感じてほしい」と熱弁した。