女優の高畑充希が主演する、日本テレビ系連続ドラマ『ムチャブリ！　わたしが社長になるなんて』（毎週水曜　後10：00）。15日放送の最終話（第10話）を前に、高畑演じる新米社長・雛子を支えてきた、『リレーション・フーズ』の総務担当で雛子の右腕の宮内剛役・荒川良々、経理担当で深山和湖役の山田真歩、営業担当で田辺和真役の忍成修吾。そして、店を買い取られ雛子と対立したフレンチレストラン「プチボナール」のシェフの古賀道夫役の神保悟志、坂本慶介、松岡広大らが一足先にクランクアップを迎えた。

　最後はレストランに一同が集まり、雛子から感謝が述べられるシーン。スタッフからの「オールアップになります！」の声と拍手と共にスタジオに主題歌「Always」が流れる中、8人に花束が贈られると、現場は和やかな雰囲気に包まれた。

　雛子とぶつかりながらも、幾度となくそのキャラクターで笑いを誘った荒川は、「ありがとうございました。ケガなくみなさん最後まで頑張ってください」とコメント。毒舌役の山田は「コメディーということで、1日1回は何でもいいから笑わそうと自分に課したんですけど、結果的には私の方が皆さんからたくさん笑わせていただきました。最後まで和やかな雰囲気で終わることができて感謝しています。ありがとうございました」と充実感あふれる表情で語った。

　忍成は「終わっちゃいましたね。最後まで平和な役をさせていただきありがとうございました」とお調子者役を演じ切り、笑顔で達成をにじませる。第1話では雛子と対立し殴ってしまうシーンもあったシェフ役の神保は「みなさんお疲れさまでした。大変楽しい3ヶ月でした。ケガの無いように頑張ってください。お先に失礼します」と充実した撮影期間を振り返った。

　同じく『プチボナール』メンバーの坂本と松岡は「こんなに優しい方しかいない現場ってすごいなと本当に感動しております。ありがとうございました」「諸先輩方の背中を見て勉強になりましたしスタッフの皆さんに支えられました。ありがとうございました」とそれぞれ感謝の思いを述べ、記念撮影。最後には、スタッフから「プチボナールのセットもオールアップです！」との声がかかり、出演者・スタッフらからこの日一番の歓声が上がり、拍手とともに、3ヶ月ともにしたセットに別れが告げられた。