現役を引退した元マラソン選手の福士加代子さん(39)が15日、大阪市内の関西テレビ本社で初の著書『福士加代子』(いろは出版)の取材会を行った。1月30日の大阪ハーフマラソンをもって一線を退いてから約1ヶ月半。今後について、具体的には「何もスケジュール的にない」と笑いながら、可能性として“託児所の園長先生”になる展望を明かした。
5000メートル、1万メートル、マラソンでオリンピックに4大会連続で出場し、2013年のモスクワ世界陸上では銅メダルに輝いたレジェンド。20年以上にわたり女子長距離界の第一線を走り続け、現役に別れを告げた。現役復帰の可能性については「しないと思いますよ」とにっこり否定。現在はワコールの社員として働いており、セカンドキャリアについて“ざっくり”説明し、「(社内に)託児所が意外とまだないんです。園長先生にでもなれれば」と明かした。
引退後の生活は「特に変わりもなく、きょうもジョギングしたぐらい。(走ることが)もっと寂しくなると思ったら、そんなに寂しくなることもない」とマイペース。ワコール女子陸上部や外部イベント、解説者なども「特に希望してというのはないです。求められたら」と言い、「自分が何をやれるかというのがわかっていない。まだ模索中です」とはにかんだ。
また、「会社勤務も意外とおもしろい」と、内勤を楽しんでいる様子。一方で、「動いていたときの方が血の巡りがいいかな。良いスポーツやってたな」と現役を懐かしむ場面もあった。また、引退後に有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんらとも交流を深めたと明かし、「全然怖い人たちじゃなかったです」と笑わせた。
初の著書『福士加代子』は、自身の半生を書き下ろした。当初のタイトル案は「丸裸」などもあったと言い、最終的に自身の名前をそのままつけ、「気に入っています」と満足げ。執筆を通して「どんどん自分が素になっていった」と振り返り、前向きに生きる楽しさをつづり「何かを伝えたいというか、自分のことを書いただけ」とあっけらかんと語った。
5000メートル、1万メートル、マラソンでオリンピックに4大会連続で出場し、2013年のモスクワ世界陸上では銅メダルに輝いたレジェンド。20年以上にわたり女子長距離界の第一線を走り続け、現役に別れを告げた。現役復帰の可能性については「しないと思いますよ」とにっこり否定。現在はワコールの社員として働いており、セカンドキャリアについて“ざっくり”説明し、「(社内に)託児所が意外とまだないんです。園長先生にでもなれれば」と明かした。
引退後の生活は「特に変わりもなく、きょうもジョギングしたぐらい。(走ることが)もっと寂しくなると思ったら、そんなに寂しくなることもない」とマイペース。ワコール女子陸上部や外部イベント、解説者なども「特に希望してというのはないです。求められたら」と言い、「自分が何をやれるかというのがわかっていない。まだ模索中です」とはにかんだ。
また、「会社勤務も意外とおもしろい」と、内勤を楽しんでいる様子。一方で、「動いていたときの方が血の巡りがいいかな。良いスポーツやってたな」と現役を懐かしむ場面もあった。また、引退後に有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんらとも交流を深めたと明かし、「全然怖い人たちじゃなかったです」と笑わせた。
初の著書『福士加代子』は、自身の半生を書き下ろした。当初のタイトル案は「丸裸」などもあったと言い、最終的に自身の名前をそのままつけ、「気に入っています」と満足げ。執筆を通して「どんどん自分が素になっていった」と振り返り、前向きに生きる楽しさをつづり「何かを伝えたいというか、自分のことを書いただけ」とあっけらかんと語った。
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2022/03/15