「トランスフォーマー」シリーズ、『6アンダーグラウンド』(2019年)など、数々のアクション大作を手がけ、ダイナミックな爆発を得意とするマイケル・ベイ監督の最新作『アンビュランス』が、今月25日より公開される。
LA史上最高額の銀行強盗を企てた血のつながらない兄弟が逃走のために乗り込んだのは、瀕死の警官を乗せた救急車だった。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか? 究極の選択を迫られる、超ド派手ノンストップ・アクション。主演はジェイク・ギレンホール。共演にヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、エイザ・ゴンザレスほか。
マイケル・ベイ監督が手がけた作品は、大胆で奇想天外なストーリーに加え、大量の火薬を使用したド派手な爆破シーン、さらには息つく暇もない凄まじいカーチェイスなど、ハリウッドの“破壊王”という異名にふさわしい大迫力な演出ばかり。最新作となる『アンビュランス』でもその本領を存分に発揮している。救急車で逃亡する銀行強盗を描く本作では、どんな銃撃戦やカーチェイスが繰り広げられるのか? 劇中ではベイ監督の過去の作品にまつわる小ネタもちりばめられている。
そこで、『バッド・ボーイズ』、『ザ・ロック』、「トランスフォーマー」シリーズなど、名作ぞろいのマイケル・ベイ監督注目作品を振り返り、ハリウッドの“破壊王”と呼ばれる監督の魅力に迫る。
■『バッド・ボーイズ』(1995年)
記念すべきデビュー作となる本作は、マーティン・ローレンスとウィル・スミスを主演に迎え、麻薬盗難事件を追う刑事コンビの活躍を描いた痛快アクション。マイアミの警察内部にて押収していた1億ドル相当のヘロインを盗難されてしまい、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は外部にこのことが漏れる前に、72時間以内に事件を解決しなければならなくなる…。
CMディレクターとして活躍していたマイケル・ベイ監督の経験が活かされた、後に監督の特徴と言われる登場人物を中心としてカメラを螺旋状に回して上昇するという撮影方法が実装され、マーティンとウィルの2人を螺旋状に旋回しながら映すキレのある映像が公開時話題となった。『アンビュランス』でもその手腕は発揮され、最新のドローンなどを駆使したカメラワークと臨場感あふれるカーチェイスは同作を彷彿とさせるかもしれない。
■『ザ・ロック』(1996年)
別名“ザ・ロック”と呼ばれる侵入も脱出も不可能な連邦刑務所として名を馳せたアルカトラズ島を占拠したテロリスト集団と、テロ事件解決に向けて島に潜入した2人の男の戦いを描いたアクション大作。テロリスト集団に観光客を人質に猛毒の神経ガス・ロケット弾を奪われ、1億ドルを要求された政府は、極秘指令でFBIの化学兵器専門家グッドスピード(ニコラス・ケイジ)と、唯一のアルカトラズ脱出者メイソン(ショーン・コネリー)に命運を託す。
ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジという豪華スターの共演、容赦のないバイオレンス、島という舞台を生かしたノンストップなサスペンス展開、さらにはテロを阻止しようと奮闘する男2人の熱い友情が描かれ、大迫力の映像だけでなく、真のある骨太のストーリーが詰まった同作は映画ファンからマイケル・ベイ監督の最高傑作との呼び声高い名作となった。同作のような過激なアクションやスリリングな展開は、救急車で逃亡する銀行強盗という前段未聞の設定で展開される警察との攻防戦を描く『アンビュランス』でも味わえるはず!
■「トランスフォーマー」シリーズ
日本で生まれ、1980年代にアメリカでヒットしたアニメーション作品シリーズの実写化であるSFアクション超大作『トランスフォーマー』シリーズ。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、マイケル・ベイ監督との最強タッグで、初期3部作『トランスフォーマー』(2007年)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09年)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(11年)と、その5年後を舞台にした2部作『トランスフォーマー/ロストエイジ」(14年)、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(17年)を含め計5作品手がけている。
宇宙から地球に飛来した金属生命体トランスフォーマーの激闘を繰り広げる同シリーズは、自動車、ヘリコプター、戦闘機など地球上のあらゆるマシンの姿をトレースし、人型ロボットへ変形するシーンをはじめ、トランスフォーマー同士のバトル、ハイスピードなカーアクションなど最新のVFX技術を駆使した圧倒的な映像表現で多くの観客たちを魅了。数々の乗り物を変身させてきたマイケル・ベイ監督が“救急車”を“強盗車”に変えてしまう『アンビュランス』にも注目だ。
■『アンビュランス』(2022年3月25日公開)
妻の手術資金を工面するため、元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)は血のつながらない兄のダニー(ジェイク・ギレンホール)とLA史上最高額<3200万ドル=約36億円>の銀行強盗に覚悟を決めて挑むも計画通りにはいかず、警察に追われる事態に。窮地に陥った2人が逃走用に乗り込んだのはなんと救急車! しかもそこにはウィルに撃たれてしまった瀕死の警官と救命士(エイザ・ゴンザレス)が乗り合わせていた…。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか?
強盗に失敗し、逃亡用にジャックした救急車に警官がいるという前代未聞の設定だけでなく、ハイウェイから河川、平原、高架下、さらには都市のメインストリートへとチェイスは舞台を変えて目まぐるしく展開される。ハンディキャムによる機動力はもちろん、空撮もアクションのスケールを遺憾なく伝え、豪快なクラッシュもストリートの爆走も本物の迫力を追い求めるベイ監督らしさに満ちあふれた一本となっている。
LA史上最高額の銀行強盗を企てた血のつながらない兄弟が逃走のために乗り込んだのは、瀕死の警官を乗せた救急車だった。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか? 究極の選択を迫られる、超ド派手ノンストップ・アクション。主演はジェイク・ギレンホール。共演にヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、エイザ・ゴンザレスほか。
マイケル・ベイ監督が手がけた作品は、大胆で奇想天外なストーリーに加え、大量の火薬を使用したド派手な爆破シーン、さらには息つく暇もない凄まじいカーチェイスなど、ハリウッドの“破壊王”という異名にふさわしい大迫力な演出ばかり。最新作となる『アンビュランス』でもその本領を存分に発揮している。救急車で逃亡する銀行強盗を描く本作では、どんな銃撃戦やカーチェイスが繰り広げられるのか? 劇中ではベイ監督の過去の作品にまつわる小ネタもちりばめられている。
そこで、『バッド・ボーイズ』、『ザ・ロック』、「トランスフォーマー」シリーズなど、名作ぞろいのマイケル・ベイ監督注目作品を振り返り、ハリウッドの“破壊王”と呼ばれる監督の魅力に迫る。
■『バッド・ボーイズ』(1995年)
記念すべきデビュー作となる本作は、マーティン・ローレンスとウィル・スミスを主演に迎え、麻薬盗難事件を追う刑事コンビの活躍を描いた痛快アクション。マイアミの警察内部にて押収していた1億ドル相当のヘロインを盗難されてしまい、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は外部にこのことが漏れる前に、72時間以内に事件を解決しなければならなくなる…。
CMディレクターとして活躍していたマイケル・ベイ監督の経験が活かされた、後に監督の特徴と言われる登場人物を中心としてカメラを螺旋状に回して上昇するという撮影方法が実装され、マーティンとウィルの2人を螺旋状に旋回しながら映すキレのある映像が公開時話題となった。『アンビュランス』でもその手腕は発揮され、最新のドローンなどを駆使したカメラワークと臨場感あふれるカーチェイスは同作を彷彿とさせるかもしれない。
■『ザ・ロック』(1996年)
別名“ザ・ロック”と呼ばれる侵入も脱出も不可能な連邦刑務所として名を馳せたアルカトラズ島を占拠したテロリスト集団と、テロ事件解決に向けて島に潜入した2人の男の戦いを描いたアクション大作。テロリスト集団に観光客を人質に猛毒の神経ガス・ロケット弾を奪われ、1億ドルを要求された政府は、極秘指令でFBIの化学兵器専門家グッドスピード(ニコラス・ケイジ)と、唯一のアルカトラズ脱出者メイソン(ショーン・コネリー)に命運を託す。
ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジという豪華スターの共演、容赦のないバイオレンス、島という舞台を生かしたノンストップなサスペンス展開、さらにはテロを阻止しようと奮闘する男2人の熱い友情が描かれ、大迫力の映像だけでなく、真のある骨太のストーリーが詰まった同作は映画ファンからマイケル・ベイ監督の最高傑作との呼び声高い名作となった。同作のような過激なアクションやスリリングな展開は、救急車で逃亡する銀行強盗という前段未聞の設定で展開される警察との攻防戦を描く『アンビュランス』でも味わえるはず!
■「トランスフォーマー」シリーズ
日本で生まれ、1980年代にアメリカでヒットしたアニメーション作品シリーズの実写化であるSFアクション超大作『トランスフォーマー』シリーズ。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、マイケル・ベイ監督との最強タッグで、初期3部作『トランスフォーマー』(2007年)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09年)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(11年)と、その5年後を舞台にした2部作『トランスフォーマー/ロストエイジ」(14年)、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(17年)を含め計5作品手がけている。
宇宙から地球に飛来した金属生命体トランスフォーマーの激闘を繰り広げる同シリーズは、自動車、ヘリコプター、戦闘機など地球上のあらゆるマシンの姿をトレースし、人型ロボットへ変形するシーンをはじめ、トランスフォーマー同士のバトル、ハイスピードなカーアクションなど最新のVFX技術を駆使した圧倒的な映像表現で多くの観客たちを魅了。数々の乗り物を変身させてきたマイケル・ベイ監督が“救急車”を“強盗車”に変えてしまう『アンビュランス』にも注目だ。
■『アンビュランス』(2022年3月25日公開)
妻の手術資金を工面するため、元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)は血のつながらない兄のダニー(ジェイク・ギレンホール)とLA史上最高額<3200万ドル=約36億円>の銀行強盗に覚悟を決めて挑むも計画通りにはいかず、警察に追われる事態に。窮地に陥った2人が逃走用に乗り込んだのはなんと救急車! しかもそこにはウィルに撃たれてしまった瀕死の警官と救命士(エイザ・ゴンザレス)が乗り合わせていた…。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか?
強盗に失敗し、逃亡用にジャックした救急車に警官がいるという前代未聞の設定だけでなく、ハイウェイから河川、平原、高架下、さらには都市のメインストリートへとチェイスは舞台を変えて目まぐるしく展開される。ハンディキャムによる機動力はもちろん、空撮もアクションのスケールを遺憾なく伝え、豪快なクラッシュもストリートの爆走も本物の迫力を追い求めるベイ監督らしさに満ちあふれた一本となっている。
このニュースの流れをチェック
コメントする・見る
2022/03/11