「オレたちひょうきん族」などで人気を博した“元祖アイドルアナウンサー”寺田理恵子（60）が10日、エッセイ集『60代、ひとりで前向きに生きる』（さくら舎）を出版した。

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　昨年9月に出版し、4刷を記録している「『毎日音読』で人生を変える ―活力が出る・若くなる・美しくなる」（さくら舎）に続く“寺田式生き方のエッセンス”第2弾。『無理なく“ひとり”を生き直す方法』や『感謝離』『大人の学び直し』など気づきがいっぱいの一冊に仕上がっている。

　寺田の50代は波瀾万丈だった。夫の急逝から始まり、更年期に認知症の母の見送り、長女の結婚、家族の病気…。「生活の環境が変わっていく中で、“今”を必死に生きながら自分と向き合い、模索していた自分探しの時代でしたが、私が前向きに考えてやってきたことを書きつずっています。タイトルは“60代”とありますが、悩める50代の方にも是非、読んでいただきたいです」。

　すっかり作家としても板についてきた寺田だが、前作の『毎日音読』を実践すべく、このほど元静岡FM放送の中村悦子アナ、元静岡第一テレビ・松坂貴久子アナと「朗読ユニット・KIREI」を結成。5月5日には東京・千代田区の紀尾井町サロンホールで、初の朗読・トークショーを行うことも決まっている。