「夢をかなえるゾウ」の水野敬也による著書「運命の恋をかなえるスタンダール」（文響社）を、波瑠主演、瀬戸康史、小日向文世らの共演で映像化した、Prime Videoでドラマ『恋に落ちたおひとりさま〜スタンダールの恋愛論〜』（全10話、3月18日よりプライム会員向けに独占配信）の予告編、主題歌、8人の出演者が発表された。

　本作は、自分に自信が持てず、30歳で恋愛経験ゼロの図書館員である主人公・聡子（波瑠）が、優しく紳士的な涼介（瀬戸）と出会い一瞬で恋に落ち、自分を変えたいと願う毎日を過ごす中、突如フランス文学「恋愛論」作者“スタンダール”だと名乗る男（小日向）が現れる、というストーリー。涼介との恋を実らせるため恋愛のノウハウで聡子を導き、徐々に生まれ変わらせていくスタンダール、そして次第に接近する聡子と涼介だったが、聡子には誰にも知られたくない、“ある過去の秘密”があった…。

　予告編では中世の衣装をまとった聡子と涼介という印象的なカットと、聡子の「マリウス様…」、という一言から始まる。恋愛経験ゼロの聡子が恋に落ち、愛読書であるフランス文学「レ・ミゼラブル」に登場する“マリウス”と涼介を重ね合わせ、胸ときめく恋愛劇を妄想するが、「運命の恋なんて本の中にしかないのに…」と最初からあきらめてしまう。

　そこに「マリウスの恋人になる方法を教えてやる」と突如現れる“恋の神様”スタンダール。予告編でも何度か出てくる「ヴォレ！」はフランス語で「飛ぶ」という意味。今の自分を飛び越え印象がガラッと変わった聡子だが、彼女の過去には誰にも言えないある秘密があり、そのためスタンダールと衝突する場面も。最後の聡子の涙の真相は？　一筋縄ではいかないこの恋は叶うのか…。

　予告に乗せて解禁された主題歌は、ジャンルレスで独特のメロディと歌詞が人気の福岡出身4人組ギターロックバンド・ポルカドットスティングレイの「hide and seek」。

　さらに追加発表された出演者は次のとおり。聡子の後輩図書館員の村石琢磨役をEXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーで、ドラマ『liar』（22年）で主演を務めるなど、俳優としても活躍目覚ましい佐藤大樹。聡子の先輩図書館員の斎藤悦子役にドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』（16年）など女優としても活躍する馬場園梓。聡子の後輩図書館員の西巻エリナ役を映画『コンフィデンスマンJP』シリーズで“モナコ”としても活躍する織田梨沙。同じく聡子の後輩図書館員の小沢あさみ役を連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』（NHK）のきぬちゃん役でも注目を浴びる小野花梨が務める。

　さらに、図書館館長の岩松幸太郎役に尾美としのり。直木賞作家の平沼圭吾役に池内博之。出版社編集者の井川瑞季役に阿部純子。バーのマスター役で山内圭哉が出演する。

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