女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日ドラマ『科捜研の女』（毎週木曜　後8：00）。きょう24日放送の第12話に女優の桃月なしこ、大久保桜子、お笑いコンビ・納言の薄幸がゲスト出演する。

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　第12話は、とある百貨店の商品企画部オフィスで、側頭部を殴打され絶命した女性の遺体が発見されるところからストーリーが始まる。やがて被害者は、定額料金で服を借り放題できる“サブスクリプション（＝サブスク）”の責任者で、一流ブランド「ミサヤマモト」の女優コートという目玉商品を手掛けた功労者であることが判明。その後、女優コートの連続窃盗事件が発生していることを知ったマリコ（沢口）と土門薫刑事（内藤剛志）らは、デザイナーの山本ミサ（藤真利子）や、紛失の際の高額な買い取り料金をめぐって被害者ともめていたサブスクの顧客・島田茜（大久保）、さらに車上荒らしでコートを盗まれた女優・川久保純（桃月）らとも接触するが、なかなか犯人にたどり着く証拠は見つからない。土門刑事らは、街で同じコートを着ている女性（薄幸）を発見。事態は急展開を見せてる。やがて、コートの追いはぎというさらなる事件が発生。しかも被害に遭ったのがマリコもよく知るあの人物で、という話になっている。

　数多くの受賞歴を持つベテラン女優の藤を始め、『宇宙戦隊キュウレンジャー』（2017年）のハミィ役で人気となった“ラコちゃん”こと大久保桜子や、『魔進戦隊キラメイジャー』（2020年）で敵役幹部・ヨドンナを演じ、ドSキャラが話題となった人気コスプレイヤー＆モデルの桃月、そして大酒飲みでヘビースモーカー、金髪に革ジャンのやさぐれ芸人としてブレイクを果たした薄といった幅広いジャンルの美女たちがゲスト出演する。

　さらに、風丘早月（若村麻由美）の娘である亜矢（染野有来）が前シーズン第7話以来に登場。早月と仲睦まじい様子を見せながら、彼女もまた女優コートの魅力に心奪われる1人となってしまい、普段ファッションには無頓着の早月のためと、ある行動を起こす。

　この第12話から、今シーズンも佳境へ。シリーズ23年の歴史をつむいできた『科捜研の女』だが、沢口はシーズン後半戦に向けて「集大成の気持ちで臨んでおります」と意気込み。「あと残りわずかとなりましたが、長年支えて下さった方への感謝を込めて一本一本お届けして参ります」と感謝の気持ちもコメントした。はたして、後半戦では、いったい何が起きるのか。シーズン21衝撃のラストに向けて波乱の展開が目白押しとなる。