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長谷部誠、来季で現役引退 その後はコーチ就任へ

 ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトは18日、元日本代表MF長谷部誠(38)と2027年までの新契約を締結したと発表。選手として1シーズンプレーした後は、コーチに就任するとしている。

長谷部誠選手(C)ORICON NewS inc.

長谷部誠選手(C)ORICON NewS inc.

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 クラブの公式サイトでは「アイントラハト・フランクフルトは、今シーズン限りで契約満了となる長谷部誠選手との契約を5年延長した。2022/23シーズンの終わりに39歳になる長谷部選手は、残りの1年を選手として過ごした後、コーチングスタッフとして活躍することとなる」と発表。

 続けて「この計画が実現すれば、長谷部選手は、選手としてのキャリアを終えるまでにイーグルスで9年間を過ごすことになる。2014年に1.FCニュルンベルクからアイントラハトに加入して以来、日本代表として114試合に選出された長谷部選手は、アイントラハトでは256試合に出場しており、これは現チーム所属選手の中で最も多い数字である」と功績を振り返った。

 また、「『長谷部誠はプロクラブにとって願ってもない選手だ』と、スポーツ執行役のマルクス・クレッシェは語った。『年齢を重ねても、ピッチ上での能力はブンデスリーガが求める高水準を満たしている。また、人格的にも特に若い選手にとって重要な役割を担っている。誠は戦略家であり、チームに落ち着きを与えてくれる存在で、性格も非の打ち所がない。誠が長きに渡り、チームの模範としての存在を示し、チームの重要な窓口にもなり、ロールモデルであり続けること、そしてトップチームのコーチを初めて経験させることが、我々にとって重要である』」とクラブのフロントからも信頼は厚い。

 長谷部は「ここ数年で、フランクフルトは私のホームタウンとなり、アイントラハトは私のクラブだ。この8年間、共に多くのことを成し遂げてきたし、この旅がこれからも続いてゆくことをとても光栄に思う。私はまだ現役で、高いレベルでサッカーができると感じている。また、アイントラハトは私にトップレベルのコーチとしての第一歩を踏み出す機会を与えてくれることに深く感謝する」と語った。

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