【北京五輪／フィギュアスケート男子フリープログラム】（10日、首都体育館）
　ショートプログラムを首位で折り返した、アメリカのネイサン・チェンは218.63点で、トータル332.60点を記録。金メダルに輝き、5位に終わった平昌五輪の雪辱を果たした。

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　ネイサンは8日のショートプログラムで世界最高記録となる113.97点を記録。この日は4回転フリップ、4回転サルコウ、4回転ルッツなど安定したジャンプを次々と決め、文字通り“圧巻の演技”を披露した。

　この結果により、鍵山優真はトータル310.05点で銀メダル、宇野昌磨は293.00点で銅メダルとなった。ショートプログラム8位からの巻き返しを狙った羽生結弦は、果敢に4回転アクセルに挑戦するも惜しくも成功とはならなかったが、283.21点で4位に入賞した。

　ネイサンは、平昌五輪で5位入賞。世界選手権は2018年大会から3連覇している（2020年は中止）。