皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、クリストファー・ノーラン監督の大作映画『ダンケルク』(2017年)の主役に大抜てきされ、注目を浴びた英国俳優フィン・ホワイトヘッド。現在24歳というフレッシュな若さで、これからの活躍が期待される英国俳優の一人だ。
イギリス・ロンドン生まれのフィンは、13歳のときに地元のオレンジ・ツリー・シアターに参加、その後ナショナル・ユース・シアターなどで演技を学ぶ。皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、2016年に出演したテレビシリーズ『HIM(原題)』の撮影中に受けた、クリストファー・ノーラン監督の大作映画『ダンケルク』(17年)の主役の一人に大抜てきされ、華々しい映画デビューを飾った。
その後も、『The Children Act(原題)』(17年)でエマ・トンプソン、スタンリー・トゥッチと共演。エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』(18年)で主演を務め、タイ・シェリダンとリリー=ローズ・デップと共演。SF大作『ヴォイジャー』(21年)、昨年9月に亡くなったロジャー・ミッシェル監督(『ノッティングヒルの恋人』などを手がけた)の長編遺作『ゴヤの名画と優しい泥棒』(2月25日公開)などの話題作に出演し、活躍を続けている。
そんなファインが、『ゴヤの名画と優しい泥棒』について語るインタビュー映像が到着。名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンの共演による同映画で、フィンは主人公ケンプトン・バントンの次男で、船大工として働いているジャッキー役を演じている。何かと口喧嘩が絶えない両親の仲を取り持つ心優しい青年で、事件に隠されたキーパーソンでもある。
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、世界中から年間600万人以上が来訪・2300点以上の貴重なコレクションを揃えるロンドン・ナショナル・ギャラリーから、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた実話をもとにした映画。“世界屈指の美の殿堂”から名画を盗んだ犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンだった。孤独な高齢者が、TVに社会とのつながりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもう一つの隠された真相があった…。前代未聞の事件が起きた1961年当時、イギリス中の人々を感動の渦に巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”が、時を経て再び感動をもたらす。
本作についてフィンは「当時のイギリス北部の階級格差に対する市民の声が込められていると思う」と述べ、自身の役どころを「彼は父親の影響で制度に従う気はなくて、さまざまなことに疑問を持っている。政府が絵画に払った莫大なお金を福祉に回すべきだという父親に賛同している。映画の中の彼は怒りをため込んでいるけど、本当はとても物静かな人間で頭にあることを全て口にしようとはしない」と説明。
主人公ケンプトンについては、「年金生活者は無料にすべきだとケンプトンは真剣に考えてる。テレビ受信料は不公平で、老人の孤独を救っているのがテレビだと信じている。そのために絵画の身代金を要求するんだ。英雄的な行動だよね。人の行動がいかに社会を変えるかという、いい見本だと思う」と魅力を語っている。
同じイギリス出身の名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンと念願の初共演を果たしたフィン。「最高の共演者に恵まれて至福の時だった。2人とも僕にとっては長年の憧れと尊敬の存在だったけど、そんな2人によくしてもらって楽しく仕事ができた」と振り返り、観客に向けて「観客のみなさんも心を打たれると思うし、見終わったあとに心が晴れるといいな」とメッセージを送っている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
イギリス・ロンドン生まれのフィンは、13歳のときに地元のオレンジ・ツリー・シアターに参加、その後ナショナル・ユース・シアターなどで演技を学ぶ。皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、2016年に出演したテレビシリーズ『HIM(原題)』の撮影中に受けた、クリストファー・ノーラン監督の大作映画『ダンケルク』(17年)の主役の一人に大抜てきされ、華々しい映画デビューを飾った。
その後も、『The Children Act(原題)』(17年)でエマ・トンプソン、スタンリー・トゥッチと共演。エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』(18年)で主演を務め、タイ・シェリダンとリリー=ローズ・デップと共演。SF大作『ヴォイジャー』(21年)、昨年9月に亡くなったロジャー・ミッシェル監督(『ノッティングヒルの恋人』などを手がけた)の長編遺作『ゴヤの名画と優しい泥棒』(2月25日公開)などの話題作に出演し、活躍を続けている。
そんなファインが、『ゴヤの名画と優しい泥棒』について語るインタビュー映像が到着。名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンの共演による同映画で、フィンは主人公ケンプトン・バントンの次男で、船大工として働いているジャッキー役を演じている。何かと口喧嘩が絶えない両親の仲を取り持つ心優しい青年で、事件に隠されたキーパーソンでもある。
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、世界中から年間600万人以上が来訪・2300点以上の貴重なコレクションを揃えるロンドン・ナショナル・ギャラリーから、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた実話をもとにした映画。“世界屈指の美の殿堂”から名画を盗んだ犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンだった。孤独な高齢者が、TVに社会とのつながりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもう一つの隠された真相があった…。前代未聞の事件が起きた1961年当時、イギリス中の人々を感動の渦に巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”が、時を経て再び感動をもたらす。
本作についてフィンは「当時のイギリス北部の階級格差に対する市民の声が込められていると思う」と述べ、自身の役どころを「彼は父親の影響で制度に従う気はなくて、さまざまなことに疑問を持っている。政府が絵画に払った莫大なお金を福祉に回すべきだという父親に賛同している。映画の中の彼は怒りをため込んでいるけど、本当はとても物静かな人間で頭にあることを全て口にしようとはしない」と説明。
主人公ケンプトンについては、「年金生活者は無料にすべきだとケンプトンは真剣に考えてる。テレビ受信料は不公平で、老人の孤独を救っているのがテレビだと信じている。そのために絵画の身代金を要求するんだ。英雄的な行動だよね。人の行動がいかに社会を変えるかという、いい見本だと思う」と魅力を語っている。
同じイギリス出身の名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンと念願の初共演を果たしたフィン。「最高の共演者に恵まれて至福の時だった。2人とも僕にとっては長年の憧れと尊敬の存在だったけど、そんな2人によくしてもらって楽しく仕事ができた」と振り返り、観客に向けて「観客のみなさんも心を打たれると思うし、見終わったあとに心が晴れるといいな」とメッセージを送っている。
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2022/02/08