北京五輪で7日に行われた新種目スキージャンプ混合団体では、日本の高梨沙羅をはじめ、オーストリア、ドイツ、ノルウェーなど複数国の選手がスーツ規定違反で失格となる波乱の展開に。しかし、高梨は失格後も2回目で意地の98.5メートルを記録、4番手の小林陵侑も106メートルを飛ぶなど驚異の粘りを見せ、メダルは逃したものの日本は怒とうの追い上げて4位に入賞。競技後、高梨のSNSには激励や感動の声が殺到した。 同競技で高梨は、1回目に103メートルのビッグジャンプを記録し日本を2位の好発進に導いたが、直後に失格が告げられ記録は無効に。高梨のほかにも10ヶ国中4ヶ国、計5選手が失格となる異例の展開となり、各国の関係者やメディアからはスーツの測定方法や手順をめぐり抗議や困惑の声が相次いだ。
2022/02/08