女優の黒木華が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『ゴシップ＃彼女が知りたい本当の○○』（毎週木曜　後10：00）の第4話が、1月27日に放送された。

　凛々子（黒木華）は、執行役員の仁和（安藤政信）に『カンフルNEWS』の現状を報告。それを受け、結果が出るまでに時間がかかるようなら人員削減をする話も出ていると、仁和は返す。続けて彼は、ある人物の取材を凛々子に依頼する。それは、1年前、心霊スポットからの生配信中にこつ然と姿を消したユーチューバー・カマドウマ（大木空）の消息を突き止めるというものだった。

　実はクスノキ出版では、人気ユーチューバーのセンチャンの自伝を出版しようと動き出していた。それに対しセンチャンが出した条件が、カマドウマを見つけ出してほしいというものだった。センチャンは、カマドウマに大金を貸しているのだという。あくる日、編集部では、凛々子を中心にネタ会議が開かれる。いいネタを準備していた根津（溝端淳平）や椛谷（野間口徹）とは対照的に、何も考えてこなかったのは下馬（野村周平）だけ…。凛々子は、しばし思案すると、取材に同行するよう下馬に命じた。

　凛々子たちが向かった先は、カマドウマが姿を消したというとある空き家。問題となっている生配信の中でカマドウマは、20年前にこの一軒家で、浮気を疑った夫が新婚の妻をめった刺しにして殺害した事件があったと話していた。勝手に室内に侵入した凛々子は、カマドウマの失踪が何らかの心霊現象によるものならば、自分たちにも同じことが起こるはずだからここに泊まって確かめる、と言い出す。

　SNS上では、カマドウマを演じたアバンティーズ・そらちぃに注目が集まり「演技力ハンパない」「そらちぃとは別物として楽しめました」「迫真の演技力」などの声とともに、アバンティーズをさらに喜ばせる演出にも反響が続々。凛々子が、下馬にかけた“言葉”や、エンディングでの急展開にも「どういうこと」「来週が気になる」など注目が集まった。

　きょう3日放送の第5話では、雰囲気が変わってきた編集部内で、自身がずっと“戦力外”扱いされていることが面白くない真琴（石井杏奈）が、凛々子の過去を調査。そこで真琴は、とある掲示板に残っていた10数年前の古いスレッドに「女子中学生変死事件の真犯人は瀬古凛々子」という書き込みを見つける。驚いた真琴は、それを根津に伝えようとする。