1994年に手がけた全150カット、上映時間7時間18分の伝説的傑作『サタンタンゴ』や、56歳という若さで映画監督からの引退を表明した最後の作品『ニーチェの馬』などで知られるハンガリーのタル・ベーラ監督による初期傑作群3作品を、4Kデジタル・レストア版で特集上映する「タル・ベーラ 伝説前夜」が29日より、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほかにてスタートする。 上映されるのは、『ダムネーション/天罰』、『ファミリー・ネスト』、『アウトサイダー』の3作品。いずれも日本で初めて劇場公開される。タル・ベーラ監督のオンラインインタビューが到着した。――今回、22歳で手がけたデビュー作『ファミリー・ネスト』が45年の時を経て、日本で初めて劇場公開されます。そのお気持ちをお聞かせください。
2022/01/25