俳優の佐藤二朗が13日、都内で映画『さがす』(21日公開)の公開直前イベントに出席した。すべての予想を裏切る展開が見どころの映画に「こじつけ」(佐藤)て、琉球風水志のシウマをゲストに招き、今年の運勢を占ってもらう趣向。シウマの鑑定によると、佐藤の精神年齢は「15歳の中学生」とのことで、「ガッツポーズしたい気分」と無性に喜んでいた。 名前の画数、生年月日、携帯電話の下四桁の合計数から佐藤の2022年の運勢を占ったところ、「賞を獲得する可能性大」「腰痛と胃腸が弱点なのでケアが必要」「金運がやや低め自分や仲間のために使うと吉」とのこと。すると、佐藤は「きのうの夜、主演したドラマ『ひきこもり先生』がNHKの編集局長賞を取ったという連絡があった。きょうツイートするつもりだった」と明かし、いきなり大当たり。 さらに、佐藤は自分の精神年齢を見てほしいとシウマにリクエスト。自ら「8歳の52歳児を標榜していた」という佐藤だったが、昨年、ある番組で精神年齢を「6歳」と診断されたそう。「年相応と言われたら営業妨害になると思っていたけど、まさかの6歳、下回る結果でした。このまま下げ止まらなかったら、今年84歳になる母の胎内に帰らないといけなくなる」と気になっていたという。シウマから「中学生」という鑑定結果を聞いて、「ガッツポーズしたい気分」「ホッとした」と佐藤。 シウマによると、佐藤が持っている数字からは、「物事をしっかり考えられるけど、どこか抜けてしまうことがある。テンションがあがると肝心なことを忘れてしまう、しゃべりながらもっと楽しませようとする人気者気質は13歳から15歳までの中学生」といったことが読み取れ、精神年齢が上がってしまったら「佐藤さんの魅力が半減してしまう」という。 その後、佐藤は「当たり前に家族を愛している普通の中年男を演じていて、誰にでも起こり得るけど、誰にとっても起きてほしくないことが起きる。普遍性があると思う。そういう意味では見る人を選ばない映画、我がことのように感じていただけるんじゃないか。雰囲気からして重い映画で観るのに体力がいると思われるかもしれないけど、人間の暗部を描いているところもある映画ですけど、エンターテインメントとして先の読めないスリリングな展開で飽きさせない。映画館で映画を観るのが大好きな人も、めったに映画館に行かない方にもいろんな観てもらいたい」とこん身のスピーチで映画をPR。ところがシウマに「中学3年生のトーク大会みたい」とバッサリ斬られ、「うわぁ、すごいキツいダメ出し」と、“高校”に上がるハードルの高さに目を丸くしていた。
2022/01/13
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