女優の土屋太鳳が主演を務め、永山絢斗と共演するテレビ東京系新春ドラマスペシャル『優しい音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』(1月7日放送 後8:00〜)。このほどリモートインタビューに応じた土屋が、作品への思いを語ってくれた。 同ドラマは、瀬尾まいこ氏の同名小説を若松節朗監督の演出、稲本響氏の書きおろし音楽、岡田惠和氏の脚本で実写化。一人の女性がある青年に出会ってしまったとき、封印されていた「ミステリー記憶の歯車」が、時空を超えて再び動き出す…。さまざまな事情をかかえながらタケルに接近する千波を土屋、そんな千波に一目ぼれし、鈴木家の止まった歯車が動き出すきっかけとなる男性・タケルを永山が演じる。 本作で“テレ東ドラマ初主演”を飾る土屋は、オファーを受けた際の心境について「すごくうれしかったです。とてもすてきなお話に出会えて、内容的には胸が締め付けられる部分もあるけれど、岡田さんの脚本によって柔らかな言葉で会話劇が繰り広げられる。そのアンバランスさも含めてとても楽しんでもらえる作品になると思います」と笑顔をのぞかせた。 そんな土屋が演じる千波というキャラクターについては「とても素朴で純粋。悲しいことがあったからこそ、ちゃんと正面から向き合いたいという素直さを感じる女の子だなと思います」と分析。音楽がつなぐ優しさあふれる愛と絆の物語を繰り広げながら「千波として生き、音楽の力を信じて、届けたいです」と言葉に力を込めた。 作品全体を通じて大きなキーワードとなる“音楽”。「土屋さんにとって音楽とは?」という質問が飛ぶと「相棒って感じです。役作りをするときも(そのキャラクターが)どういう音楽を聞いてるかな? と考えて気持ちを作ったりしています」と答える。 さらに「何か悔しいことがあったときは、中島みゆきさんの『宙船』。元気を出したいとき、ワクワクしたいときは『のだめカンタービレ』のクラシックを聴いたりします」とほほ笑みながら明かしていた。
2022/01/03
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