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映画『呪術廻戦』興収58億円突破 『シン・エヴァ』超えの興収ペース

 2021年12月24日に公開されたアニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』の最新の興行収入が発表された。公開11日間で観客動員431万4027人、興行収入58億7306万4900円記録した。この数字は、昨年興収102.2億円を記録、公開から14日間で興収49億円を突破した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を上回る興収ペースとなっている。

『劇場版 呪術廻戦 0』公開後ポスタービジュアル(C)2021 「劇場版 呪術廻戦 0 」製作委員会 (C)芥見下々/集英社

『劇場版 呪術廻戦 0』公開後ポスタービジュアル(C)2021 「劇場版 呪術廻戦 0 」製作委員会 (C)芥見下々/集英社

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 なお、配給の東宝は『劇場版 呪術廻戦 0』初日舞台あいさつの際、興収100億円突破は確実とし「最終的な成績は予測不能」と説明していた。

 『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名漫画が原作で、ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が、呪いをめぐる戦いの世界へと足を踏み入れるダークファンタジー。テレビアニメが2020年10月〜21年3月まで放送され人気を博し、原作漫画の累計発行部数は6000万部を突破している。

 『劇場版 呪術廻戦 0』は、『呪術廻戦』の前日譚であり、原作漫画の連載前に芥見下々氏が短期集中連載として描き下ろした「東京都立呪術高等専門学校」を映画化したもの。「0巻」として単行本化もされ、単巻コミックスとしては異例の大ヒットを記録するなど、ファンからの支持も非常に高いエピソードとなっている。

 映画の主人公・乙骨憂太は幼少の頃、結婚の約束を交わした幼なじみ・里香を交通事故により目の前で失い、彼女に憑りつかれてしまった。呪いとなった里香はその巨大な力で乙骨の周囲の人間を傷つけてしまう。人との関わりを避け生きてきた乙骨だったが、呪術高専の教師・五条悟との出会いを機に、“愛する人”の呪いを解くことを誓う。『呪術廻戦』の原点の物語であり、“愛と呪いの物語”が映画で描かれる。

■『劇場版 呪術廻戦 0』興収の流れ
公開3日間:観客動員190万8053人、興行収入26億9412万8150円
公開11日間:観客動員431万4027人、興行収入58億7306万4900円(前週比較+約32億円)

■『シン・エヴァンゲリオン劇場版』興収の流れ
初日:興行収入8億277万4200円
7日間:興行収入33億3842万2400円
14日間:興行収入49億3499万6800円
21日間:興行収入60億7821万1750円
28日間:興行収入68億9861万3200円
30日間:興行収入70億円突破
136日間:興行収入102.2億円、観客動員数669万人

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