過激な発言が人気のビジネスウーマンがイギリス首相に上り詰めるという、トランプ前アメリカ大統領を彷彿とさせるキャラクターを、ディズニー映画『クルエラ』や映画「ハリー・ポッター」シリーズ(シビル・トレローニー役)のエマ・トンプソンがコミカルに演じる、BBC & HBO共同製作ドラマ『2034 今そこにある未来』(全6話)が、2022年1月7日より動画配信サービス「スターチャンネルEX」で独占初配信される(「BS10 スターチャンネル」でも1月23日より放送)。 本作は、2019年から2034年までの15年間の社会情勢を、英国マンチェスターに住む、とある一般家庭の視点でブラックユーモアたっぷりに風刺した家族ドラマであり、「現在」と恐ろしいほどリンクした未来予測SFでもある。過激な展開も含め実際に起こりうると思わせる未来予測を交えつつ、社会情勢や政治がごく普通の市民にどんな影響を与えるかを辛辣(しんらつ)に描き、米ワシントンポスト紙が「2019年最高傑作の1つ」と絶賛した一方、中国では放送禁止にもなった問題作だ。 2019年、ビジネスウーマンのヴィヴィアン・ルック(エマ・トンプソン)がコメンテーターとして過激な発言を繰り返し注目を集める。ある日、ライオンズ家の末妹でシングルマザーのロージー(ルース・マデリー)が第2子を出産するが、彼女の兄ダニエル(ラッセル・トーヴィー)は「こんな世の中に生まれてくるなんて」と生後間もない甥の将来を危惧する。それから5年経った2024年の冬、祖母の誕生日祝いに集合した一家を、世界を揺るがす驚愕のニュースが襲う…。