お笑い芸人・たむらけんじ（48）が18日、大阪市北区のMBSで行われた『ソフトテニスを楽しむ全国の小中高生たちに「たむらけんじがプレゼントを届けたいんや」』イベント発表会見に出席。今月4日放送の同局『幸せやねん！7時間30分SP』で、芸人引退を示唆したことについて、真意を語った。

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　たむらは、『せやねん！』の年末スペシャルとなった『幸せやねん！』の中で、チュートリアル・徳井義実とロケ旅に出かけ、「50歳の誕生日でもう引退しようと思ってる」と打ち明ける一方、「70歳くらいまで芸人やってたらごめんな」とも語っていた。

　この日、会見後に記者にこの発言について聞かれ、「状況が整えばやめよかなと思っています」と認めた。また、あらためて「50歳の誕生日にやめようと思っています」と具体的な予定を明かした。

　理由については、「お笑いをマックスでやらせてもらった。お笑い芸人としては燃えつきた。もうこれ以上はない」と言い、「いったん区切りをつけて違うところで頑張ってみたい」と説明。その上で、「アメリカに行ってやりたいことが何個かある」とし、実業家としての顔も含め、さまざまな道を探っていると明かした。

　一方、50歳の誕生日（2023年5月4日）まで約1年半あることから、「何が起こるかわからへん。（家族を）ほっといて好きなこともできへん」とも言い、あらためて「状況が整えば」とした。

　たむらは、NSC大阪校11期で、1992年から芸人として活動をスタート。コンビ・LaLaLaを99年に解散し、同年からピン芸人となり、ふんどし一丁で獅子舞を使ったネタや、ギャグ「チャー！」などで人気に。大阪では多数のレギュラー番組を抱えている。
　
　この日の会見では、中学時代にソフトテニスの大阪府大会で優勝した経験があるたむらが、日本ソフトテニス連盟の「ナショナルチーム派遣事業」に協力することを発表。

　たむらがナショナルチームの選手とともに、全国4ヶ所（12月19日＝宮崎県宮崎市、同24日＝新潟県長岡市、来年1月16日＝秋田県大仙市、同30日＝徳島県阿波市、2月13日＝北海道厚真町）のイベントに参加し、小中高生たちに「ソフトテニスをメジャーにしたいんや！」という思いをこめた特製キャップをプレゼントする。

　たむらは、「ソフトテニスのためであれば、どんな遠いところでも行く」と約束し、真剣にソフトテニス普及へのアピールに努めた。