Prime Videoにて配信中の韓国ドラマ『ある日〜真実のベール』。19日配信の最終回を前に、本作で初めて犯罪ドラマに挑戦したキム・スヒョンが、出演を決めた理由について明かしたコメントが到着した。

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　本作は、殺人容疑にかけられたごく普通の大学生と、三流弁護士が歪んだ司法制度に挑む社会派犯罪ドラマ。日本でも大きなブームを巻き起こしたドラマ『サイコだけど大丈夫』のムン・ガンテ役で人気のキム・スヒョンが、一夜にして殺人の容疑者となった大学生のキム・ヒョンス役。ドラマ『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』やドラマ『花遊記＜ファユギ＞』などに出演するチャ・スンウォンが、落ちこぼれの三流弁護士シン・ジュンハンを演じている。

　キム・スヒョンは、これまでさまざまな役で世界中のファンを魅了してきた。例えば、ファンタジー時代劇『太陽を抱く月』では、朝鮮王朝の王イ・フォンを演じ、一途な男性を好演することで一躍有名となった。ファンタジーロマンスドラマ『星から来たあなた』では、400年間地球で生きてきた宇宙人で大学講師のト・ミンジュンを演じ、クールな性格で一見冷たい男だが、お騒がせのヒロインをほっとけない姿が視聴者を虜にした。

『サイコだけど大丈夫』では、精神病棟で働き、自閉症の兄の世話する看護師ムン・ガンテを熱演。同作で一人で葛藤を抱え込みながら、相手と激しくぶつかり合うケンカシーンや感情を爆発させる泣きシーンなど奥深い演技を披露したことで、俳優としてさらなる飛躍を見せた。

　そんなキム・スヒョンが、本作では無実を訴え続け、歪んだ司法制度に挑む大学生キム・ヒョンスを演じ、今までと違う役への挑戦を果たした。本作に出演した理由について「本作のお話を頂いた時に原作が持つ魅力を自分のものにしたかったと思いました。無実を訴えながら、傷つけられて悔しくなり悲しくなるヒョンスを、俳優として最善を尽くして成長できたと思います」と語り、本作で俳優として新境地をたどり着いたことを告白。

また、プレッシャーもあったようで「このようなジャンルのドラマは初挑戦でもあり、男ばかりの現場も初めてでした。演じる時に悔しいと思ったこともありますが、プレッシャーはどの作品でもあります。年を取っていく度に消えることがないと思いますが、それが俳優としての原動力にもなります」と新たな挑戦を成し遂げたと明かした。

　殺人容疑で拘置所に移送されるヒョンスに不利な証拠が次々と並べられ、検察側が仕掛けた罠（わな）、世間からの批判、それぞれの正義が交差する物語に韓国でも日本でも大きな話題となっている。本作はいよいよ最終回が迫り、ヒョンスの無罪は一体立証されるのか？　正義の女神が微笑む瞬間から目が離せない。