ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

【カムカムエヴリバディ】制作統括が語る“雪衣さん”岡田結実の魅力「包容力、表現力が豊か」

 俳優の上白石萌音が初代ヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BSプレミアム・BS4K※土曜日は1週間の振り返り)。第6週から登場し、ツイッターでもトレンドに入る“雪衣さん”を演じている、岡田結実の魅力を、制作統括の堀之内礼二郎氏が語った。

『カムカムエヴリバディ』で雪衣を演じている岡田結実(C)NHK

『カムカムエヴリバディ』で雪衣を演じている岡田結実(C)NHK

写真ページを見る

 第28回(8日放送)では、仕事に行った安子(上白石)を寂しく待つ娘・るいが「なんでお母さんは、私をここへ連れてきたん?」と問うと、雪衣は「私もよう知らんのです。じゃけど、安子さんは、諦めたんじゃと思います。女手ひとつでるいちゃんを育てることを諦めて、雉真の家にお返ししようと決めたんじゃ思います」と返した。

 このシーンについて堀之内氏は「るいちゃんを不安にさせてやろうとか、親子の仲を引きさいてやるとかではなく、聞かれたことに対して、自分なりの考えを素朴に答えたところだと思います」と、悪意をもって対応するような人ではないと分析する。

 第7週では、勇(村上虹郎)への恋心が募る中で、千吉(段田安則)が勇に安子との結婚を持ちかけたことを、耳にしてしまった雪衣。そして、戦地から戻り雉真家で過ごしていた算太(濱田岳)に対し「なんで、算太さんと安子さんはこの家におるんですか? はようこの家から出ていったほうがええと思います。算太さんと安子さんは、旦那さまの財産をあてにして、この家に居座ろうと思われても仕方ねえんじゃありませんか」と、感情を爆発させてしまう。

 きょう17日の放送では、雪衣の話を聞き、怒ってしまった勇が彼女に謝罪。すると雪衣は「諦めることねえと思います。安子さんも、るいちゃんも」と勇を応援する側に回った。

 堀之内氏は第8週でも大きな展開があると明かし「岡田さんは、表現力が豊かな女優さん。お芝居によっては、ものすごく嫌な雪衣さんにもなり得たと思いますが、良いバランスで演じてくださいました。なにか引っかかりはあるものの、嫌な人ではない。結果、勇と安子を応援できる女性に見せられるのは、岡田さんの人間性がすてきで、包容力、表現力がとても豊かだからだと思います」と、複雑な感情で揺れる雪衣を見事に演じた岡田を絶賛した。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索