女優の山本舞香が主演、俳優の板垣瑞生が共演するテレビ朝日系スペシャルドラマ『デキないふたり』に、高野洸、綱啓永が出演していることが明らかになった。板垣、塩野瑛久、高野、綱という4人が、同期、先輩、元カレ、後輩を演じ、山本との間で五角関係（!?）を繰り広げる。

　同ドラマは、過去に最悪の別れ方をした広告会社で働く同期の男女が、ライバルとして営業成績を競い合い、顔を合わせればディスりの応戦、ケンカばかりの毎日だったが、あることをきっかけに2人の関係が微妙に変化し始め…。激しくぶつかり合いながらも、心の内ではそれとは真逆の“きゅん”が同時多発する《#ディスきゅん》満載の大人のオフィスラブコメディー。

　高野が演じるのは、奈緒（山本）の元カレ・紺野賢太。まだ奈緒のことを意識しているようで、後に衝撃的な再会をはたし、ひと騒動を巻き起こすことに。かつてDream5で活動していた高野は、歌、ダンスのパフォーマンス力を生かして、舞台を中心に活躍し、2.5次元俳優として人気を集めている。

　今回のドラマでは、自身にとって初となるベッドシーンに挑み新境地を開くにことに！　高野は「初めての経験でしたし、撮影初日ということもあり、ドキドキしました」と心境を明かす一方で、「役者として見ている方に驚きや衝撃を与えられる存在でありたいと思うので、今回また新しい一歩を進められたかなと思います」と語っている。

　一方、綱が今作で演じるのは、広告会社に勤める奈緒の後輩・桃川勇希。奈緒のことを慕い、明るい笑顔で和ませ、癒す、愛されキャラクターを体現。2017年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き、18年に芸能界デビューを果たした綱は、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』（19年）のリュウソウブルー／メルト役で注目され、恋愛リアリティーショー『恋とオオカミには騙されない』（21年）に出演すると、その明るく真っすぐな姿に見る人の心を鷲づかみにして話題に。現在放送中の『顔だけ先生』や『この初恋はフィクションです』にも出演している。

　さらなる活躍に期待が高まる中、今作で演じる桃川は「ひたすらに“かわいく”というのを意識しました（笑）」と演技にこだわったそうで、かわいい後輩キャラがハマり役。そんな綱は「ラブコメディーが大好き」とのことで、「脚本を読んだらまさにストライクゾーンで、読みながらニヤけてしまいました（笑）」と、この作品を楽しみにしていたと言う。実際に撮影に入ってもその期待は裏切られることなく、「現場はとても楽しくて、クランクアップを迎えるのが寂しいです。もっとこの現場いたかったなって思えるような、とても素敵な作品に出合えました」と話していた。

　また、奈緒が慕う先輩・赤江涼子役で、野呂佳代の出演も明らかに。涼子の寿退社を機に奈緒と同期の黒瀬（板垣）の距離がグッと近づくことになる、2人の関係に変化を起こすきっかけとなる人物を演じる。

　同ドラマは、テレビ朝日系（地上波）で『デキないふたり〜ディスきゅん編〜』が、来年（2022年）1月3日（深0：15〜）放送。動画配信サービス「TELASA」では、『デキないふたり〜ムズきゅん編〜』を1月1日午前0時からフライング配信する（『デキないふたり〜ディスきゅん編〜』は地上波放送終了後配信）。