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『半沢直樹』脚本の金沢知樹が初映画監督 尾野真千子、貫地谷しほり、草なぎ剛ら出演

 人気ドラマ『半沢直樹』の脚本を担当した金沢知樹氏の初映画監督作品『サバカン SABAKAN』が、来年8月に公開されることが15日、発表された。子役の番家一路、原田琥之佑のほか、尾野真千子竹原ピストル貫地谷しほり草なぎ剛の出演が、わかった。

映画『サバカン SABAKAN』に出演するキャスト陣

映画『サバカン SABAKAN』に出演するキャスト陣

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 本作は、日本アカデミー賞最優秀作品賞にも輝いた『ミッドナイトスワン』に続くCULEN製作の愛の物語。1986年の長崎を舞台に、イルカを見るために冒険に出ることになった2人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く、ひと夏のみずみずしい物語。80年代という時代を通し、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れる作品として、人間ドラマであると同時に普遍的なエンターテインメント作品を目指す。

 撮影は、今年の8月・9月に長崎にてメインロケを実施。脚本は、金沢監督と萩森淳氏が手掛けた。

■キャスト・監督コメント
・番家一路(ばんか いちろ)
僕の初めての映画撮影サバカン。
初めての長崎。撮影が始まると監督が謎の足いたで車いすでした。
「感情が入っていない」とよく怒られました。が、3歩歩くと忘れてしまうのでまた怒られました。でも監督は諦めず僕に気持ちを入れてくれました。猫背もほめてくれました。この夏僕は、いろいろな優しくてこわくて面白い人たちに出会え、楽しかったです。

・原田琥之佑(はらだ こうのすけ)
毎日があっという間でした。監督と初めて会ったときに共通の話題で盛り上がって何でも話せたので、演技をするのが恥ずかしくなかったです。
お芝居は初めてだったからドキドキしてましたが途中からすごく楽しくなってきてクランクアップの前の日は寂しい気持ちになりました。竹本役を演じて思ったのは自分はひとりっ子なので妹や弟たちがとても可愛く思えてとても幸せでした。恥ずかしいけどたくさんの方に見てほしいです。

・尾野真千子
夫と子どもたちとワイワイ言いながら、笑顔が絶えることなく撮影できてうれしかったです! どんなアドリブも自然にできて本当の家族のようなあったかいシーンになった気がしました。大変だったのは長崎弁でした! でも、楽しかったです。

・竹原ピストル
“たった”と言えば、たった2日間の撮影への参加でしたが、物語の中に身も心もどっぷりと漬かり、充実した、楽しい時間を過ごさせていただきました。
役柄においても現実においても、かけがえのない、キラキラとした時間を過ごしているであろう“息子たち”を心から愛しく思いながら演じたつもりです。
見てくださった方の過去に、現在にそっと寄り添い、そして未来に射す明かりをふんわりと感じていただけるような、そんな作品だと思います。ぜひぜひご覧下さい!

・貫地谷しほり
長崎の撮影現場に入ったら金沢監督の現場だからこその明るい光景が拡がっていました。そこに住んでいるかのような子どもたち。伸び伸びとしているみんなの様子に感動しました。懐かしい宝物のようなあの頃がギュッと詰まった映画です。脚本を読んで胸が熱くなりました。早くスクリーンで見るのが楽しみです!

・草なぎ剛
僕にも忘れられない子どもの頃の思い出があります。あの頃のおかげで踏ん張れることってあると思います。この作品を見るとそんなことを思い出してもらえるんじゃないかな。

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