俳優の生田斗真が主演する映画シリーズ3作目にして完結となる『土竜の唄 FINAL』（公開中）より、ウェディングドレス姿の若木純奈（仲里依紗）の写真を入手した。『FINAL』でついに玲二と純奈が結婚!?　いや、本編にそんなシーンあったっけ？　

　「ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載中の高橋のぼるによる同名漫画を原作に、三池崇史が監督、宮藤官九郎が脚本を手がけ、実写映画化された『土竜の唄』シリーズ。第3弾にして、“FINAL”と銘打たれた本作は、笑いあり、涙あり、LOVEあり、最後にふさわしい“極上お祭りムービー”として映画ファンを楽しませ、公開から3週連続で映画動員ランキングトップ10入りを果たしている。

　映画『土竜の唄』シリーズは、ちょっぴりスケベだがまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二（生田）が、ある日突然、警察をクビになり、潜入捜査官（通称：モグラ）として、最凶の犯罪組織・数寄矢会に送り込まれたことから始まった物語。数々の修羅場をくぐり抜け、何度も死にかけながら、ケーサツである身分もなんとか明かさず生き抜いてきた。『FINAL』では、過去最大の取引額6000億円の麻薬密輸を阻止し、今度こそ最終ターゲットである組織のドン・轟周宝の逮捕に挑む。

　純奈は、谷袋警察署交通課勤務の警察官で、玲二のもと同僚。第1作『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』（2014年）で、玲二は純奈に童貞を捧げ、ふたりは恋人同士に。第2作『土竜の唄 香港狂騒曲』（16年）では、玲二がほかの女性（本田翼演じる轟迦蓮）といるところを純奈が目撃してしまう場面などもあったけれど、お互い一途に愛を育んできた玲二と純奈のカップル。第3作『FINAL』では、とあることから玲二と純奈が愛の大修羅場を迎えてしまう、という触れ込みだ。

　実は、純奈と玲二の結婚式のシーンがあって、撮影も行われ、こうして写真も残っているのだが、本編に入っていないというのはどういうことなのか？　玲二と純奈は無事に結ばれたのか？　三池監督＆宮藤脚本らしい2人の愛の結末も劇場で見届けてほしい。