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【カムカムエヴリバディ】浅越ゴエ、地元・岡山の朝ドラ出演に「よっしゃ!」

 女優の上白石萌音が初代ヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BSプレミアム・BS4K※土曜日は1週間の振り返り)。本作で、「水田屋とうふ」の店主・水田卯平(みずた・うへい)を演じている、ザ・プラン9浅越ゴエのコメントが4日、到着した。

『カムカムエヴリバディ』で水田卯平を演じている浅越ゴエ(C)NHK

『カムカムエヴリバディ』で水田卯平を演じている浅越ゴエ(C)NHK

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 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、その娘・るい役を深津絵里、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 浅越が演じているのは、御菓子司「たちばな」と同じ商店街にある豆腐屋「水田屋とうふ」の店主で、安子の幼なじみ・きぬ(小野花梨)の父。安子を温かく見守り、金太(甲本雅裕)と一緒に地元商店街をもり立てていた。

――本作に出演することが決まったときの気持ちは?
朝ドラでキャスティングの話を頂いていると聞いたときは、ほんとか? と思いました。いままでになかった話が舞い込んできたので、本当に決定したらこんなうれしいことはないなと。それというのも僕のふるさとである岡山が舞台と発表されていたので、以前から気になっているドラマだったんです。
なので朝ドラに出演というよりも、岡山が舞台のドラマに自分が出演できるんだ! と思うとうれしかったですね。決まったときはよっしゃ! と思うとともに不安で怖かったですね。連続ドラマは初めての経験なので、プロの役者さんが勢ぞろいするところで迷惑かけたらえらいことやなあと。でも不安もありましたが、よっしゃ! という気持ちのほうが上回ってましたね。

――自身が演じる役の印象は?
水田卯平という男は、誠実な男です。ユーモアもある。でもユーモアを言っても家族に無視されている。そんなイメージです(笑)。娘のきぬちゃんを見ても、とてもコミュニケーション能力が高い子なので、きっと家族間の会話も多いんだろうなと思っています。まるで湯葉のように家族を包み込むような男ですね。
岡山の方言には自信を持って臨んだんですけど、方言の先生に直されましたね(笑)。出身は岡山ですが、20年以上も岡山から離れているので、どこか忘れてしまっているんでしょうね。でも先生に言い方を直されるたびに、ぼくの幼い頃の岡山の映像がフラッシュバックして心地のいい時間でしたね。そうだった、隣のおばちゃんがそういうふうに言っていたな、学校の先生がそう怒ってたなと。アドリブも楽しかったです。岡山ことばでアドリブを言うたびにふるさとの田んぼの風景が浮かんできましたね。

――ヒロインについての印象やエピソードは?
上白石さんの印象は本当に柔らかく明るくてさすがヒロイン! という感じです。現場にいるだけでそこが中心となるような引力を感じましたね。安子ちゃん同様、誰にも壁をつくらないという感じで、現場でもいつも楽しそうで、常にニコニコと共演者とコミュニケーションをとっていました。いったいいつどこでせりふを覚えたり練習したり、緊張感を保っているんだろう? と不思議に思って見てましたね。台本を読んでいるところは一度も見たことがない、それなのに本番でNGを出さない。感動しましたね。なのでぼくは台本をめっちゃ出しづらかったです(笑)。

――放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
激動の人生に立ち向かっていく安子ちゃんとその周りの人たちの戦う姿をぜひ楽しんでほしいですね。ヒロインを見守る卯平は物語の小さなパーツではありますが、商店街の人を湯葉のように包み込む僕を見ていただきたいですね。とても勇気を与えてくれるお話です。

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