『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(2017年)などの作品で知られ、今年91歳になったドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督が、マサチューセッツ州ボストンの市役所と街の姿を映した『ボストン市庁舎』(公開中)。近年はボストンの隣町ケンブリッジにあるオフィスと、フランス・パリを拠点にしているワイズマン監督。コロナ禍の影響で今もアメリカへ戻れていないそうで、パリにいる監督に日本からオンラインインタビューを実施。本作の誕生秘話と、“映画を撮ること”への思いを語ってくれた。■あらゆる公共施設の中核である「市役所」を撮りたかった
2021/11/16