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シーア、自身の半生を映画化した監督デビュー作品 日本公開決定

 顔を見せないことで知られるシンガー・ソングライター、シーアが初監督を務め、第78回ゴールデングローブ賞ノミネート最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)にノミネートされた映画『MUSIC(原題)』が、『ライフ・ウィズ・ミュージック』の邦題で来年(2022年)2月に日本公開される。

シーア初監督作、新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』2022年2月より全国公開 (C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc.  All Rights Reserved.

シーア初監督作、新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』2022年2月より全国公開 (C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

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 楽曲はもちろん、パフォーマンスやミュージックビデオ(MV)に見られる卓越したセンスに定評があるSiaが、監督・原案・脚本・製作も手がけた本作のベースとなるのは、自身の実体験。かつて薬物やアルコール依存症に陥り、自殺を試みるほど絶望した彼女を救ったのは、愛すべき友人と音楽。多くの苦しみを乗り越えてきた彼女の半生を主人公ズーに託し、“愛する”ことを学び、居場所や明日への希望を見出していく。

 Sia自身が投影された主人公ズーを演じるのは、ケイト・ハドソン。周囲の人々との関わりの中で“愛”を知っていく、孤独な女性を全身全霊で熱演し、「第78回ゴールデングローブ賞」最優秀主演女優賞にノミネートされた。

 イマジネーション豊かな自閉症の妹ミュージックを演じるのは、Siaの楽曲「シャンデリア」のMVで圧巻のダンスパフォーマンスを披露し話題を呼んだマディ・ジーグラー。良き友人にして発想の源でもあるマディが、Siaにとっての“救い”である音楽そのものをイメージした、重要な役で確かな存在感を発揮している。

 隣人エボ役には、大ヒットブロードウェイミュージカル『ハミルトン』でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jr.。ズーに優しく寄り添う親切な青年を繊細に演じる。

 本作のためにSiaが書き下ろしたのは、全12曲。リアルな現実ドラマと、Sia独自のカラフルでポップな音楽シーンが交錯する斬新な構成で、「音楽と映像の素晴らしさに加え、メッセージ性を伴ったこれまでの映画とは一線を画す特別な映画」(「Variety」)などと称賛を浴びたポップ・ミュージック・ムービーが新たな体験へ誘う。

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