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【おかえりモネ】鈴木京香『朝ドラ』は“学校”のような存在「戻って来られてうれしい」

 女優の清原果耶がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。このほど、百音(清原果耶)の母・亜哉子を演じる鈴木京香が、合同インタビューに応じ、ともに演じる家族たちのこと、自身と朝ドラの関係を話してくれた。

『おかえりモネ』で百音の母・亜哉子を演じている鈴木京香(C)NHK

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 百音や未知(蒔田彩珠)たちをいつも優しく見守り、ときには自分の人生を引き合いにアドバイスを送っている亜哉子。自身の役柄については「包容力のある女性と思っていて、嫁いだ先のお母さん(永浦雅代:竹下景子)も尊敬しています。温かい家族を築きたい思いで、何より包容力のある女性という気がしています」と話す。

 夫で、2人の娘の父・耕治を演じる内野聖陽の印象を聞かれると「まさに耕治さんといった感じで熱い男。現場でも引っ張ってくださって、娘のことが心配でしょうがない愛情あふれるお父さんです。私は母親で、多感な少女を過ごしてきた先輩とも言えるので、違う関わり方で娘の成長を見守りたいと思っています」と耕治とは違うアプローチで、2人の子どもたちの幸せを願っている。

 自らは1991年から92年に放送された『君の名は』で朝ドラのヒロインを演じきった鈴木。同じくヒロインを演じている清原については「主役として現場を引っ張ってくれています。モネのことをだれよりも理解している果耶ちゃんが、的確に表現していて素晴らしいと思います。集中している姿とか、モネを一番良く表現するにはどうするべきかという姿勢は、年齢関係なく刺激になっています。モネと未知に学べというのが最近のモットーなんです(笑)。2人ともさやわかでかわいらしく、とにかく役のことをしっかり理解して現場に来ている」と手放しで称賛する。

 自身については「当時を思い出すと何もできていなかったと反省も多いし、アドバイスをくださった先輩、励ましてくれたスタッフの方を思い出したり…。今回、ヒロインのお母さんとして戻って来られたのはうれしいです」と誇りを持って亜哉子役を演じている。

 自分のキャリアを振り返ったときに“朝ドラ”の存在を聞かれると「とにかく学校のような感じでしたね。オーディションで決まったほかの役者さんと1週間の特訓期間があったんです。お芝居のレクチャーもあって、1年4ヶ月くらいNHKに通ったことになると思うんです。大学を卒業して、演技の学校に通わせていただいた感覚でした」と懐かしそうに当時を振り返る。

 「若い役者さんがたくさん出演されていて、合間のおしゃべりを聞いているのも好きだし、彼らの感覚は刺激にもなります。今も学校のような感じがしますよ。この歳の女学生ってとは思いますけど(笑)。毎日NHKに通うのでリズムも整い本当に学校みたいですね」といまも昔も形は違えど、学びの場であることに変わりはないという。

 今後、また朝ドラに出演する機会があったときは「竹下さんみたいなおばあちゃん役がやれたらいいな」と思いを馳せ、いよいよ本作のラストを飾る気仙沼編については「つらいことをモネに告白したあとはスッキリしました。モネが受け止めてくれたのはうれしかったです」といい、彼女の過去に何があったのか、物語の行く末を見届けたい。

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