お笑いコンビ・かまいたちがMCを務める、フジテレビのバラエティー『ワンピースバラエティ　海賊王におれはなるTV』が、20日の深夜0時55分から放送。今回は以前放送し、大きな反響を呼んだ企画「ビビルカードバトル〜ONE PIECE　凄（すご）い話頂上決戦〜」を行う。

　同企画は『ONE PIECE』をこよなく愛するかまいたちが「自分たち以上にすごい！」と認めるワンピ好きの猛者を招集し、聞いただけで思わずビビってしまう、「『ONE PIECE』にまつわるすごい話」で競い合う。勝者を判定するのは、集英社『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE』編集担当の高野氏で、事実かどうかは別として、より『ONE PIECE』愛を感じた方の話を勝ちとする方式となっている。

　かまいたちの2人がそれぞれ船長となり、チームを組んでバトルを行うが、とてつもなくすごい知識を持つ猛者たちが集結。ルールは、すごい話が書かれたカードを山内健司と濱家隆一がそれぞれ3枚ずつ所持し、両者がそれぞれ持ち札の中から勝負ごとに1枚ずつ対戦カードを選ぶ。勝負は3回で、バトル冒頭に手札を見て、最初の対戦カードを選ぶところからすでに「面白そう〜！」とかまいたちもワクワクがとまらない。

　ファン歴24年の構成作家たっくんが語るすごい話は「もう1人のゴムゴムの実の能力者」。今、ファンの間では「ゴムゴムの実」の考察が、過去類を見ないほどの盛り上がりを見せているが、それに関するすごい話を披露する。『週刊少年ジャンプ』という王道漫画の主人公の能力が、「炎」や「雷」や「風」などかっこいいものではなく、なぜゴムなのか。学生の頃からずっと疑問に思っていた構成作家たっくんは、自ら図書館でゴムについて調べ尽くし、ある仮説を見出した。2代目『ONE PIECE ナレッジキング決定戦』王者のキリが語る「ドフラミンゴの恋話」は、極悪非道なキャラクターの恋バナということもあり、一同大盛り上がりとなる。

　『ONE PIECE ナレッジキング決定戦』の初代王者で大学生のリョウタと、関西No.１ワンピ好き芸人河野良祐（令和喜多みな実）の対決。リョウタが語るのは「ONE PIECEと月の話」で、河野は前回の「ビビルカードバトル」と同じテーマ「ゾロの目が開く時」で勝負。リョウタは、改めて尾田がいかにきめ細かいストーリー作りをしているかということを説くが、河野は、前回の自身の説が、尾田栄一郎氏の描くストーリーに影響を与えてしまったのでは？という仰天の説で、濱家も思わず「河野！　これはホンマにすごいことやぞ！」と大興奮する。