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『愛の不時着』出演のイム・ソンミ、初主演映画『ファイター』日本公開決定

 北朝鮮から逃れ「脱北者」として韓国・ソウルで新たな人生をスタートさせた女性ジナがボクシングと出会い、生きる希望と勇気を取り戻す姿を描いた映画『Fighter(英題)』が、『ファイター、北からの挑戦者』の邦題で11月12日より全国で順次公開される。

映画『ファイター、北からの挑戦者』(11月12日より全国順次公開)(C) 2020 Haegrimm Pictures All Rights Reserved

映画『ファイター、北からの挑戦者』(11月12日より全国順次公開)(C) 2020 Haegrimm Pictures All Rights Reserved

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 ポスタービジュアルで、「私の闘いは、まだ終わらない。」のキャッチコピーとともに、前をしっかりと見据えてファイティングポーズを構える主人公ジナを演じたのは、大ヒットドラマ『愛の不時着』でも印象を残したイム・ソンミ。女優歴14年目にして初の主演を掴み、1ヶ月半のボクシング特訓を経て、主人公を演じ切った。

 韓国、ソウル。ひとりの女が小さなアパートに辿り着いた。彼女は脱北者のリ・ジナ。休む間もなく食堂で働き出した彼女は、中国に残した父を呼び寄せるためより多くのお金を稼ごうと、清掃の仕事を掛け持ちすることにした。そこは館長とトレーナーのテスが2人で切り盛りするボクシングジムで、悲惨な過去と怒りを抱えて壁を作るジナに、館長とテスは静かに燃えるファイティングスピリットを感じ取る。グローブを渡されたジナは、次第にボクシングの世界にのめり込んでいくのだった――。

 韓国で暮らす3万3000人の脱北者たち。たどり着いた先に希望はあるのか? 北朝鮮を逃れた一人の女性が、再び人生を取り戻す物語の映画化を手がけたのは、フランスと韓国を拠点にするユン・ジェホ監督。カンヌ国際映画祭に出品されたドキュメンタリー『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』(2016年)で世界に衝撃を与え、その経験を基に本作を作り上げた。

 ジナをボクシングの世界へと導くジムの館長は、『オールドボーイ』(04年)などパク・チャヌク監督作の常連で、殺陣師としても活躍するベテランのオ・グァンロク。韓国BLドラマ『Wish you〜僕の心の中 君のメロディー』で主人公インスの友人ミンソン役を演じ、実生活では名優ペク・ユンシクを父に持つペク・ソビンが、ジナの第二の人生を優しく見守るトレーナーのテス役を演じる。

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  1. 1. 『愛の不時着』出演のイム・ソンミ、初主演映画『ファイター』日本公開決定
  2. 2. ボクシング女子が主人公の韓国映画『ファイター、北からの挑戦者』予告編解禁

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