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映画『いのちの停車場』北京国際映画祭コンペにノミネート 興収は10億突破目前

 吉永小百合松坂桃李広瀬すず西田敏行らが出演する映画『いのちの停車場』(公開中)が、今月14日から21日まで開催される「第11回北京国際映画祭」コンペティション部門にノミネートされることが決定した。

映画『いのちの停車場』「第11回北京国際映画祭」コンペティション部門にノミネート(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

映画『いのちの停車場』「第11回北京国際映画祭」コンペティション部門にノミネート(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

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 北京国際映画祭は、上海国際映画祭と並ぶ中国最大級の国際映画祭で、毎年世界中からの多くの映画人が参加し、国際交流の場としても重要な地位を占めるまでに成長。先日、コンペティション部門「天壇賞」の審査委員長に、人気女優コン・リーが選ばれたことが発表され、中国国内外で大きな話題となっているが、その「天壇賞」を争うコンペティション部門に、日本映画から唯一『いのちの停車場』が選ばれた。

 ノミネート作品は15本あり、フィンランド映画『Any Day Now』や アルゼンチン映画『A School in Cerro Hueso Trailer』、ロシア映画『A Siege Diary』、中国映画は『All About My Mother(英題)』など。

 成島出監督は「この度、北京国際映画祭コンペティション部門にノミネート頂き、また中国の皆様に『いのちの停車場』をご覧いただけけるとのこと、大変うれしく思っております。本作はコロナ禍の大変な状況の中で、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げました。中国、そして世界の一人でも多くの方々に本作を通して“生きる希望”を感じていただけたら幸いです」と、コメントしている。

 『いのちの停車場』は、「在宅医療」に携わる医者・患者、家族たちを通じて、“いのち”、“愛”、そして“いまを生きていく”家族たちの願いを丁寧に描いた、感動のヒューマン医療ドラマ。現役医師でありながら、作家としても活躍する南杏子の同名小説(幻冬舎文庫)が原作。

 5月21日に公開初日を迎えて以降、映画館の休業や時短営業、収容人数の制限など、コロナ禍で興行を続ける中、吉永が映画出演122本目にして初の医師役に挑戦した話題性や、広瀬、松坂の好演で幅広い世代を取り込むことに成功し、累計興行収入は9億5141万8820円(7月29日時点)と、10億円突破は確実となっている。

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