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メダル獲得で注目! クールなスケートボーダーが登場する映画・ドラマ特集

 日本の選手によるメダル獲得ラッシュに湧くスケートボード。2020東京大会からオリンピックの正式種目となったスケートボードは、ストリートカルチャーから生まれた新競技だ。ファッションや音楽などと密接に結びつき、スケートボードの愛好者、そして競技人口を増やしてきた。スケーターを通してリアルな若者の姿を描いた映画・ドラマも数多くある。本記事では、クールなスケーターが登場する映画・ドラマを紹介する。

HBOオリジナルシリーズ『ベティ / スケート・キッチン』9月9日よりU-NEXTで2シーズン全話一挙配信(C)2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R)and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

HBOオリジナルシリーズ『ベティ / スケート・キッチン』9月9日よりU-NEXTで2シーズン全話一挙配信(C)2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R)and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

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■HBOオリジナルシリーズ『ベティ / スケート・キッチン』

 本日、情報解禁となったのは、動画配信サービス「U-NEXT」で、HBOオリジナルシリーズ『ベティ / スケート・キッチン』が日本初上陸。9月9日より2シーズン分が全話一挙に見放題、独占配信されるというニュース。

 今年5月に全米でシーズン2が配信されたばかりの『ベティ / スケート・キッチン』は、ニューヨークの実在のガールズスケーターチーム「スケートキッチン」のメンバーが出演し、2018年のサンダンス映画祭ほか多くの映画祭で絶賛された映画『スケート・キッチン』から誕生した青春ドラマ。

 ニューヨークのローワー・イースト・サイドでクルーを結成する個性豊かなZ世代のガールズスケーター5人組のリアルな日常を、ドキュメンタリータッチで追う。ニューヨークのストリートをスケボーで自由に駆け抜ける彼女たちの姿は爽快! パークで決めるトリックの数々も見事だ。劇中のストリートファッションや音楽も、感度の高い若者の間で人気を集めた。

 ニューヨーク、ローワー・イースト・サイド。向こう見ずで喧嘩っ早いカート(演:ニーナ・モラン)と、やさしいしっかり者のジャネイ(演:デデ・ラヴレイス)の親友ふたり組は「女子だけのスケート・セッション」を企画し、寡黙なフィルムメイカーのハニーベア(演:ムーンベア)、裕福な家庭出身であることを隠している生粋のニューヨーカーのインディゴ(演:アジャニ・ラッセル)、男性スケーターたちから認められようと必死な才能あるスケーターのカミール(演:ラシェル・ヴィンバーグ)と出会う。パークに集まる5人が、スケートボードを通して時にぶつかり合い、絆を深めていく青春と友情の物語。

(C)2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R)and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

■映画『スケート・キッチン』(18年)

 『ベティ / スケート・キッチン』の配信開始を待つ間、もとになった映画『スケート・キッチン』(19年)の鑑賞をおすすめ。Blu-rayやDVDレンタル、デジタル配信で視聴できる。

 クリスタル・モーゼル監督がファッションブランド「ミュウミュウ」によるプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES(女性たちの物語)」で製作した短編「That One Day」を長編映画化してもので、オシャレさはお墨付きだ。ウィル・スミスの長男で『ベスト・キッド』(10年)のジェイデン・スミスも出演している。

 ニューヨークの郊外に暮らす17歳の内気な少女・カミーユは、ケガが原因で母親から大好きなスケートボードをやめるように言われてしまう。ある日「スケート・キッチン」と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーと出会ったカミーユはクルーのメンバーとなるが、そのことで母親との関係が悪化。これまで以上にスケートにハマっていく中、カミーユは謎の男子スケートボーダーと出会い、そして彼に恋をするのだが、この男子との関係はスケートボードのどんな技よりも難しいことが発覚する。

■映画『STAND STRONG』

 昨年夏に公開された、日本のスケートシーンで活躍する4人のボーダーたちを描いた青春映画。さまざまな動画配信サービスでデジタル配信中。

 スケートボードを題材に、スケートボードに人生を捧げるスケートボーダーの光と影をリアルに描いた本作は、多数のCMやミュージックビデオを手掛ける菊池久志監督と、日本人として初めて世界デビューを果たしたプロスケートボーダー岡田晋によって生み出された。

 東京都内をはじめ、数々のスケートスポットでロケを敢行。主人公は、スケートシーンをはじめ、さまざまなシーンで活躍する4人のスケートボーダーたち。スケーター・タレントとしての認知も高まる中田海斗。世界最高峰の大会「FISE WORLDSERIES HIROSHIMA 2019」スケートボードストリート部門で初優勝を果たした佐川涼。10代のクルーを牽引し、次世代をリードするバイリンガルスケーター、松本崇。ルイヴィトンやTAKEOKIKUCHIのモデルとしても活躍する日高大作レイ。大会シーンは、日本スケートボード協会、ARKLEAGUE、ムラサキスポーツの協力により臨場感あふれる撮影が実現した。

■映画『スケーターガール』

 Netflixで配信中。インドの片田舎で育った少女が、ある日、スケートボードと出会い、その世界に魅せられ、全国大会出場という夢をかなえるため、逆境に立ち向かってゆく成長物語。インドの貧困や児童労働、カースト制度に基づく差別や、女の子に対する差別などの社会問題にも迫っている。マンジャリ・マキジャーニの長編映画デビュー作。原題は「Desert Dolphin (砂漠のイルカ)」。

 本作の舞台となったデザート・ドルフィン・スケートパークが位置するのは、湖畔の宮殿都市ウダイプルの郊外、マブリの田舎にある集落ケンプール。インド国内外からスケーターのボランティアの協力を得て、本作のために建設された。しかも、映画の撮影後、スケートパークは地元に提供され、ラージャスターン州で最初の、かつインド最大のスケートパークとして、全国各地から多くのスケーターが集う練習場となっているとのこと。将来、このスケートパークから金メダリストが誕生するかもしれない。

■このほかにもBlu-rayやDVD、動画配信サービス等で観られる作品リスト

■映画『KIDS/キッズ』(1995年)
 ラリー・クラーク監督によるニューヨークのスケーターの日常を描いた異色の青春映画。

■『ロード・オブ・ドッグタウン』(2005年)
 実話をもとに、伝説のスケボーチーム“Z-BOYS”の友情と別れを描く。

■『パラノイドパーク』(2007年)
 スケーター達が集まるパラノイドパークを舞台に、スケボー少年が起こした事件をとおして思春期の少年の内面を繊細に描写。

■映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019年)
 やんちゃだけどちゃっかりと名門大学に進学するタナー役で、『スケート・キッチン』にも出演したスケートボーダーのニコ・ヒラガが出演している。

■『mid90s ミッドナインティーズ』(2018年)
 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』出演のビーニー・フェルドスタインの兄で俳優のジョナ・ヒルの監督デビュー作。『レディ・バード』、『ムーンライト』などアカデミー賞の候補作を続々と世に送りだしたA24がおくる、90年代への愛と夢が詰まった青春映画。

■『行き止まりの世界に生まれて』(2018年)
 「アメリカで最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は、幼い頃から、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。希望が見えない環境、大人になる痛み、根深い親子の溝…ビン・リュー監督が撮りためたスケートビデオと共に描かれる12年間の軌跡。オバマ元大統領が「年間ベストムービー」に選んだことでも話題になった長編ドキュメンタリー。

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  • HBOオリジナルシリーズ『ベティ / スケート・キッチン』9月9日よりU-NEXTで2シーズン全話一挙配信(C)2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R)and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
  • 『スケーターガール』Netflixで配信中

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