上田慎一郎監督が9日、都内で行われたアニメ映画『100日間生きたワニ』初日舞台あいさつに登壇。同作の封切りを受けて「1年半くらい、世の中もこの映画もいろんなことがあったんですが、きょうという日を迎えられてうれしく思っております」と語った。 上田監督は続けて「コロナ禍に入り、脚本を大幅に書き直したり…。ずっと作っていたので、いろんなものを取り込みながら完成した作品になりました」と率直な思いを吐露。「いろんな感想があがってきて、同じ場面でもオレはここがよかったとかダメだったという人もいたり、真逆の感想だったり、受け取り方が変わるっていうのを受け取って、作りたかった映画になったなと改めて感じました。見た方とのかけ算で感想が変わってくる映画なので、見てくださるみなさんのそれぞれの感じたことをぜひSNSや周りの方に伝えてください」と呼びかけていた。
2021/07/09