性的アイデンティティに悩む青年を描いた長編映画二作目『ブルックリンの片隅で』(2017年、日本未公開)で、2017年サンダンス映画祭監督賞を受賞し、一躍注目を集めた新進気鋭の女性監督エリザ・ヒットマン。長編映画三作目、17歳の少女たちが向き合う世界を鮮やかに活写した『17歳の瞳に映る世界』でも第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞、2020年サンダンス映画祭審査員ネオリアリズム特別賞を受賞。世界が注目するヒットマン監督の『17歳の瞳に映る世界』が今月16日から劇場公開される。 『17歳の瞳に映る世界』についてヒットマン監督は、「この映画は『#MeToo運動』や多くの女性が非力さを感じている問題とつながっている」と語る。
2021/07/03