日本映画業界の「ジェンダーギャップ・労働環境・若手人材不足」を検証・課題解決するため、調査および提言を行う非営利団体・Japanese Film Project(JFP)が設立された。日本映画業界におけるジェンダーギャップを調査し、6月末にオンラインで意見交換会が開かれた。 設立した背景・目的について「世界的に見て、日本はジェンダーバランスの後進国であり、男性中心の社会でワークライフバランスが欠如した労働が常態化している」ほか、「昨今、日本の映画業界もさまざまなハラスメントや低賃金・長時間労働が問題視されており、実際に制作現場は若手人材の不足を嘆いている」と説明する。
2021/07/01