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小川紗良、長編初監督作品『海辺の金魚』公開に感動「奇跡的な力でできた作品」

 俳優・文筆家としても活動する小川紗良の長編初監督にして商業デビュー作となる映画『海辺の金魚』が25日、公開初日を迎え、キャストの小川未祐、芹澤興人とともに舞台あいさつを行った。

長編初監督作品『海辺の金魚』公開に感動した小川紗良 (C)ORICON NewS inc.

長編初監督作品『海辺の金魚』公開に感動した小川紗良 (C)ORICON NewS inc.

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 小川紗良監督は、「私が学生時代に作った短編映画に出てくれた小川未祐さんと、もう一度映画を一緒に作ろう、という会話から手探りで生まれた作品。それが長編になり、大きくなっていく中でカメラマンの山崎裕(是枝裕和監督『誰も知らない』など)や、芹澤さんをはじめキャストの皆さんにも協力していただて、作る運びとなりました」と、あいさつ代わりに企画の成り立ちから説明した。

 脚本も監督自ら執筆した本作は、身寄りのない子どもたちが暮らす家で育つ少女たちの世界と心の成長を描く人間ドラマで、2年前の夏に鹿児島阿久根市の全面協力で撮影された。

 「純粋な気持ちからはじまって、子どもたちと一緒に汗をかいて撮影して…。クランクアップして、現地で打ち上げをした時、魂が抜けたような、夢を見ているような心地がした。現場は多幸感に包まれていたんですが、これから映画を完成させて、上映するんだ、という新たな覚悟が生まれた」と、当時を回想。

 初日を迎えるまで紆余曲折いろいろあったそうで、「こうして公開を迎えたことが夢心地。皆さんの奇跡的な力でできた作品だなと思っています」と、感慨もひとしおの様子だった。

 小川紗良監督と企画から携わり、主演を務めた小川未祐は「あの時、二人で話したあの温度感をそのままずっと保ったまま、スクリーンに映し出されるのかと思うと、感謝しかないです。いろんな人に観ていただいて、肌で感じていただきたいなと思います」と、アピール。

 芹澤は「一人の監督の人生に一回しかない商業デビュー作の初日に立ち会えて本当に幸せです。この作品がどう受け止められるか、楽しみにしてますし、小川紗良監督と小川未祐さん2人でなければたどりつけなかったような、言語化できない美しいものが映っていると思う」と、若い二人を祝福した。

 なお、本作は、韓国の全州国際映画祭インターナショナルコンペティション部門で世界初上映され、現地時間6月24日からイタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門での上映も決定している。
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関連写真

  • 長編初監督作品『海辺の金魚』公開に感動した小川紗良 (C)ORICON NewS inc.
  • 主演の小川未祐 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)芹澤興人、小川未祐、小川紗良 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『海辺の金魚』舞台あいさつに登壇した芹澤興人 (C)ORICON NewS inc.

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